2022 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20H01267
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
豊島 正之 上智大学, 文学部, 教授 (10180192)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白井 純 広島大学, 人間社会科学研究科(文), 教授 (20312324)
岸本 恵実 大阪大学, 大学院人文学研究科(人文学専攻、芸術学専攻、日本学専攻), 教授 (50324877)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | キリシタン語学 / 宣教に伴う言語学 / Missionary Linguistics / キリシタン版 / 外国資料 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和4年(2022年)夏に、研究代表者(豊島)が、不慮の急病に襲われ、4箇月に亘って入院した。このため、招待されていた海外国際学会講演、国際会議の招待発表などは、全て辞退し、予定していた海外貴重書調査は、研究分担者・研究協力者に渡航調査を依頼するなどして、研究の遂行に努めた。渡航調査の結果は、今後、査読論文等で公刊される予定である。 キリシタン語学のうち、文法書類に就ては、イベリア半島文典類(Nebrija, Cardoso, Alvares等)に遡った研究成果を発表する事が出来た。研究協力者による海外国際会議での招待発表もあり、それを含めて、研究代表者・協力者が、査読付き海外学術誌に投稿中の論文も複数あるため、本研究の研究成果の国際的な認知に繋がるものと期待される。この成果の国際的発信として、オンラインデータベースhttps://joao-roiz.jp/LGRI/ (イベリア半島でのラテン文法)の充実に努めた。 語彙・辞書史に就ては、従来より、本研究の研究成果の国際的発信に努めて来た処であるが、研究成果を査読論文等で公刊した他、その典拠としての、オンラインデータベースhttps://joao-roiz.jp/LGR/ (対訳ラテン語語彙集)の改訂・充実に努めた結果、海外からのアクセスも盛んに行なわれている。 印刷史に就いては、国内査読誌での論文公刊のみならず、研究分担者が、当該分野での博士論文を執筆したので、今後の成果公刊が確実に期待出来る。 研究代表者の長期入院という不慮の事態によって、予定していた「キリシタン語学大全」の出版準備は、大幅に遅れたが、キリシタン語学全般の概説書として、大学初年次生・一般向けの「キリシタン語学入門」(八木書店)を、2022年度に刊行済であり、そこには、研究組織の全員が寄稿している。各章には、この研究で得られた新規の成果が豊富に盛り込まれている。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(19 results)