2022 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20H01557
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
小林 麻理 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (50248978)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大森 明 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 教授 (00340141)
柴 健次 関西大学, 会計研究科, 教授 (40154231)
山本 清 鎌倉女子大学, 学術研究所, 教授 (60240090)
松尾 貴巳 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (80316017)
金子 良太 國學院大學, 経済学部, 教授 (80350411)
目時 壮浩 早稲田大学, 商学学術院(会計研究科), 教授 (90548851)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | リソース・マネジメント / 情報共有データベース基盤 / サービス原価計算 / ネットワーク・ガバナンス / 業績マネジメント / 統合的リスク・マネジメント |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度に実施した「新型コロナウィルス感染症対策における行財政運営に関するアンケート調査」の分析検討・結果検証を行い、リスク環境下における政府におけるリソース・マネジメントの課題を抽出し、理論モデルを構築した。2023年6月29日30日に早稲田大学において開催した第19回CIGAR国際会議、テーマ「危機の時代におけるパブリックアカウンタビリティと民主主義―学際的対話ー」におけるディスカッションと意見交換は極めて有意義であり、2020年度から行ってきた研究を集約することができた。本研究の総括として、政府会計学会機関誌『公共経営とアカウンタビリティ』第4巻第1号(2024年3月発行)に、小林麻理が「わが国政府・自治体におけるリソース・マネジメントの課題――「新型コロナウイルス感染症対策における行財政運営に関するアンケート調査」結果に集約された問題分析と課題の提示―」、山本清が「危機対応と自治体の財務:新型コロナウィルス感染症を例にして」。柴健次が「指標コロナ混乱度で見たコロナ対応の実態」、松尾貴巳が「新型コロナ記す感染症ワクチン接種事業に関する自治体におけるアウトソーシングと随意契約」、目時壮浩が「『新型コロナウィルス感染症対策における行再生運営に関するアンケート調査』と結果の概要」を成果として公表した。研究テーマのコンテクストをリスク環境に設定して、政府におけるリソース・マネジメントの理論構築と課題を最終年度に集大成した。公共セクターにおいては、業績マネジメントとリスク・マネジメントを統合する統合的リスク・マネジメントが一層重要となることに鑑み、統合的リスク・マネジメントの中で、政府におけるリソース・マネジメントの理論モデルの構築とその社会実装における課題を抽出することができた。アウトプット及びアウトカムベースのサービス原価計算の精緻化については、今後も研究対象とする。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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