2022 Fiscal Year Annual Research Report
発展途上国の幼児教育における「遊びを通した学び」への転換過程とその効果の縦断研究
Project/Area Number |
20H01658
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
三輪 千明 広島大学, 人間社会科学研究科(国), 准教授 (00345852)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浜野 隆 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (00262288)
垂見 裕子 武蔵大学, 社会学部, 教授 (10530769)
谷口 京子 広島大学, 人間社会科学研究科(国), 准教授 (10773012)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 就学前教育 / 遊び / カンボジア |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は途上国の幼児教育における教師主導から「遊びを通した学び」への転換過程とその効果について、モンゴルとミャンマーでの縦断研究から明らかにすることを目的としている。具体的な研究課題として、1.途上国における「遊びを通した学び」導入の経緯と目的は何か、2.途上国における「遊びを通した学び」への転換はどのような過程を経て進むのか、3.途上国における「遊びを通した学び」は幼児の発達促進にどのような効果をもたらすのか、という三つの研究設問の答えを探るものである。2022年度は政情不安のミャンマーに代わり、カンボジアを調査対象国に加え、上記の研究課題2と3に取り組む予定であった。実際、新型コロナウィルス感染に伴う渡航制限は2022年3月以降、徐々に緩和され、2022年度にようやく現地調査実施の展望が開けた。しかしながら、研究代表者は2022年5月より家庭の事情で勤務地を離れてテレワークを開始することとなり、同年10月以降は同様の理由で部分休業に入り、研究遂行が困難となった。そのような中でも、カンボジア人研究協力者の協力を得て、研究課題2に関する調査ツールの作成および現地調査を実施し、幼稚園教諭や保護者とのインタビューおよび保育観察のデータを収集した。現在、データの分析を進めており、2023年11月に学会発表を予定している。なお、2023年度の交付申請を辞退するとともに、2020年度交付の再繰越金と2021年度交付の繰越金、および2022年度交付の残金はすべて国庫へ返還した。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Research Products
(2 results)