2023 Fiscal Year Annual Research Report
不健全なインターネット利用により顕在化した健康被害の実態調査と啓発プログラム開発
Project/Area Number |
20H01672
|
Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
伊藤 賢一 群馬大学, 情報学部, 教授 (80293497)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
照山 絢子 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (10745590)
谷塚 光典 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (30323231)
船木 昭夫 青森大学, 社会学部, 教授 (40347828)
友納 艶花 九州女子大学, 人間科学部, 教授 (40645553)
川島 芳昭 宇都宮大学, 共同教育学部, 教授 (70282374)
山田 真理子 九州大谷短期大学, その他部局等, 名誉教授(移行) (80141729)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | ネットの長時間利用 / 青少年 / 健康被害 / ゲーム行動症 / 不安 / 疲労 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度の当初計画では①教育機関や医療機関・啓発団体等でのヒアリング調査、②ネットアドバイザーを対象とした啓発プログラム開発、③教師を対象とした啓発プログラム開発、④調査結果の分析と成果報告、を行うことになっていた。 ①については、医療機関での調査は実施できなかってものの、②③の研修会や出張授業の場でそれぞれの担当者が関係者にヒアリング調査を実施して貴重な知見を得た。②③については、当初計画で予定されていた教員免許状更新講習は前年度から廃止されているため、ネットアドバイザー・教師がともに受講できる研修会や学習会を実施することとし、健康問題全般に関する研修会(8月・群馬県およびオンライン)、群馬県中之条町での報告会(9月、12月)、乳幼児のネット利用問題に関する研修会(12月・オンライン)、ネット依存/ゲーム行動症に関する専門家を招いての学習会(1月・東京およびオンライン)を実施し、さらに小・中学生および保護者向けカリキュラムの検証を兼ねた出前模擬授業を群馬県中之条町(4月、5月、6月、7月、9月、10月、12月、1月、2月)、埼玉県(6月、10月)、青森県(11月)、福島県(12月)で開催してカリキュラム評価を行い、貴重なデータを得た。 ④の成果報告については、横断型大規模調査ならびに乳幼児保護者調査の報告として、学会報告(2件)、学術論文(2本)、その他(2本)がある。年度内に公表できなかった成果もあり、引き続き関連学会での報告や論文の公表等に務めたい。
|
Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
|