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2022 Fiscal Year Annual Research Report

Comprehensive Understanding of the English Scholastic Ability of Junior High School Students in Japan

Research Project

Project/Area Number 20H01682
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

松浦 伸和  広島大学, 人間社会科学研究科(教), 名誉教授 (30229413)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 木下 博義  広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (20556469)
影山 和也  広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (60432283)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
Keywords英語教育学 / 教科学力 / テスト問題 / 英語学力 / 海外調査
Outline of Annual Research Achievements

本年度は、海外における思考力等を測定する問題や指導方法についての調査ならびに情報収集を中心に行った。メンバーに複数の教科教育学の関係者がいること、また数学学力と英語学力との相関が高いことなどから、英語教育のみならず他教科に関しても調査を行った。
英語学力調査に関しては、どの国においてもコミュニケーション能力の測定という側面から評価問題が作成されていることがわかった。我が国のように思考力という汎用的能力を英語力の測定に持ち込むことはなく、コミュニケーション能力の下位能力を基に問題が作成されている。それらの問題を思考力という枠組みで分析することを試みた。
シンガポールの調査では、授業は独自カリキュラム開発およびワークシート作成を基に進めており、観察をした数学科授業では、学習目的・学習様式・ツール(グラフ電卓)の基本操作・取り組むべき問い・学習の要点等がまとめられたワークシートが生徒に配布され、個別ないしペアになって課題に取り組んでいた。さらには、連続した問いにグラフ電卓の操作と紐付けながら取り組むことによって、探究過程における課題発見・解決過程を経験させ、思考力の育成を図っていることが確認された。
アメリカの学力評価では以下のことが明らかになった。学力評価は暗記した知識の量ではなく、思考力や創造性にフォーカスしたアセスメントを行っている。例えばクリティカルシンキングについては、最初に解答はどれだと思うか選択肢から選ばせ、次に選んだ理由を述べ、その主張を支える根拠を述べさせるというモデルで評価している。言語能力の評価は背景知識を考慮しなければならないので作成に苦労する。誰でも知っている内容にしたり、様々な内容に分散させる必要がある。

Research Progress Status

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

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Published: 2024-12-25  

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