2020 Fiscal Year Annual Research Report
経済的見方・考え方を働かせた心温かいエージェンシーの育成をはかる経済教育内容開発
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20H01686
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| Research Institution | Nippon Sport Science University |
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Principal Investigator |
猪瀬 武則 日本体育大学, 児童スポーツ教育学部, 教授 (40271788)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
栗原 久 東洋大学, 文学部, 教授 (00345729)
阿部 信太郎 城西国際大学, 経営情報学部, 教授 (40348438)
宮原 悟 名古屋女子大学, 文学部, 教授 (50239430)
高橋 桂子 実践女子大学, 生活科学部, 教授 (50311668)
服部 一秀 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (60238029)
山根 栄次 三重大学, 教育学部, 名誉教授 (50136701)
田村 徳至 信州大学, 学術研究院総合人間科学系, 准教授 (60710085)
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| Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | エージェンシー / 経済的見方考え方 / ウェルビーイング |
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| Outline of Annual Research Achievements |
今年度の達成目標「 (a)国内外の資料収集・プログラム分析・類型化(b)海外調査(プログラム・授業研究)(c)行動経済学，エージェンシー調査問題作成 ・実施」は，新型コロナウイルス蔓延の影響で達成できなかった。会議・会合は全て，Zoomを通したメディアにより，ほぼ当該の計画は達成した。しかし，コミュニケーションには問題ないものの，対面ならではの同時的な作業などには支障を来したと思っている。
1年目の主要な計画である「(1) 全体の研究計画と分担作業の確認(総括・猪瀬) 分担者の所属機関に設置される書籍の計画購入。海外調査の計画概要の確認。」に関しては，海外調査を除いて，全て完遂した。また，「(2) 書籍・文献・関連プログラム収集・分析(班長・宮原) 関連図書・プログラム、教材などの収集・分析・類型化。内外動向の文献的成果抽出。」それぞれの担当部分は，インターネットや国内外の知己を通して収集された。
1年目のもう一つの柱であった国内・海外調査関連は，記述の通り困難を極めた。海外調査は，計画を中止し，次年度，あるいは最終年度に回すこととした。国内調査に関しては，年度途中に可能となった場面もあったが，状況の変化に応じて，個々人の調査は，十分には進展しなかった。以下の計画であった。「(3) 海外調査(班長・阿部)・経済教育プログラム及び授業 における行動経済学と経済的見方・考え方育成調査」。なお，今年度最終段階に予定していた，「 調査を基にプログラム開発類型化作業(班長・服部)，経済的見方考え方と教育課程班長(栗原)」については，事前調査が不十分であることから，次年度に繰り延べすることとした。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナウイルス感染拡大により，海外調査はもちろん，国内調査も実施できなかった。
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| Strategy for Future Research Activity |
コロナウイルス感染拡大の収束を当面見通せないので，海外調査を最終年度まで延ばし，また，海外での発表もリモートでの実施となっているため，柔軟に対応していきたい。第一に，インターネットの活用による収集，情報交換，第二に，規模を縮小した計画変更をする。今年度も進展を見計らうものの，プログラム開発に焦点をあてた，事実上の前倒しである。すなわち，実施調査などをもとにした帰納的な計画ではなく，文献調査と現状でのメンバーでの協議をもとにした演繹的な内容開発である。3年目の成果の発表なども，ネットを介在した計画変更を構想している。また，可能であれば，来年度以降に，延長などの手法がないものか模索していきたい。
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