2022 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20H02275
|
Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
瀬谷 創 神戸大学, 工学研究科, 准教授 (20584296)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
織田澤 利守 神戸大学, 工学研究科, 教授 (30374987)
喜多 秀行 神戸大学, 工学研究科, 名誉教授 (50135521)
小池 淳司 神戸大学, 工学研究科, 教授 (60262747)
力石 真 広島大学, 先進理工系科学研究科(国), 准教授 (90585845)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 大規模小売店舗 / 事後評価 / 立地規制 / 行動モデル / 統計的因果推論 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,大規模小売店舗(大型店)の出店・撤退の影響を総合的な実証分析により把握することを目的としている.具体的には [I] 統計的因果推論アプローチ,[II] 構造推定アプローチ,[III] 行動モデルアプローチの3つのアプローチを用いて,研究期間内に以下の点を明らかにするものである.[I]大型店の出店・撤退が地域に与えた因果的な影響を統計的因果推論により明らかにする.[II] 経済モデルを用いて,[I]と合わせて複数のアプローチによる大型店の出店・撤退の影響分析を行うとともに,社会的厚生に与えた影響を明らかにする. [III]. 大型店の出店・撤退メカニズムを相互作用を考慮した行動モデルの開発と適用を通じて明らかにする. 昨年度は,[I] については統計的因果推論手法の検証と関連する実証分析,[II],[III]については,昨年度に引き続きアンケート調査に基づくモデル分析を精緻化した.具体的には,[I] については,「大型小売店データ」(東洋経済)と公示地価のデータセットを構築し,大規模小売店舗の出店が固定資産税に与える影響を考える上での基礎として,商業地価への影響を都市規模別に分析し,いくつかの有益な示唆を得た.[II],[III]については,アンケート分析に基づき,地域通貨両面市場における消費者と店舗の相互作用に関するモデル開発と実証分析を行った.
|
Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|