2023 Fiscal Year Annual Research Report
Practical realization of human body simulation model for predicting body temperature, blood pressure and blood flow rate
Project/Area Number |
20H02307
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
後藤 伴延 東北大学, 工学研究科, 准教授 (20386907)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高木 理恵 東北工業大学, ライフデザイン学部, 准教授 (30466536)
石田 泰之 東北大学, 工学研究科, 助教 (20789515)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 熱環境 / 温熱生理 / 人体シミュレーション / 熱中症 / ヒートショック / 体温 / 血圧 / 血流量 |
Outline of Annual Research Achievements |
1. 不均一環境下における人体モデルの適用性向上:人体モデル改良に反映させるべく,不均一環境下における人体の生理反応特性を実験的に明らかにするための検討を行った。前年度から引き続き行った予備実験により,前年度考案した実験方法に問題があることが示唆されたため,実験方法の再検討を行った。再検討の結果,身体の局所加温手段を変更した新たな実験方法を確立し,発汗および皮膚血流量に対する局所皮膚温度の上昇による修飾効果について観察できる見通しを得た。 2. 研究成果の取りまとめ:前年度に実施した個人特性パラメータに関する文献調査,および,不均一環境下における生理反応に関する文献調査から得られた成果に基づき,個人特性と身体局所機能が発汗反応へ及ぼす影響に関するレビュー論文を取りまとめ,国際ジャーナルへ投稿した。また,過年度に実施した非定常環境下における被験者実験で収集した種々の生理量データについて,新たに実施したデータ分析や文献調査の結果とともに成果を取りまとめ,国際ジャーナルへの投稿論文を準備した。 3. シミュレーションプログラムの改良:人体シミュレーションの汎用化に向けて,ほぼ全てのパラメータ設定をシミュレーションプログラムから切り離し,解析条件を外部入力ファイルから制御できるように改良を図った。また,入出力データについて容易に理解や操作ができる構造とするため,入出力データファイルのフォーマットを新たに整備した。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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