2022 Fiscal Year Annual Research Report
Development of neural regeneration therapy by gene transfection of neuronal circuit formation factor LOTUS
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20H03342
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
竹居 光太郎 横浜市立大学, 生命医科学研究科, 教授 (40202163)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | LOTUS / 脊髄損傷 / 遺伝子導入 / アデノ随伴ウイルス / タンパク質製剤 / 神経再生 |
Outline of Annual Research Achievements |
野生型マウスを用いて脊髄損傷モデル動物を作製して神経再生状態を行動学的および組織学的に解析した。圧挫滅処置後、損傷直後にLOTUS発現用アデノ随伴ウイルス(AAV-LOTUS)を髄腔内に最大容量の1/10量または1/50量を注入した。遺伝子導入効率は、lotus遺伝子にP2Aを介して融合させたGFPの免疫組織化学的解析によって解析し、最長2カ月間の行動学的解析を行なって遺伝子治療における効能を検討したところ、 1/10量投与の場合、最大容量投与の場合とほぼ同等な有意な運動歩行の改善効果が認められた。しかし1/50量投与では明確な歩行運動の改善効果は認められず、AAV-LOTUS投与による改善効果は認められなかった。これらのことから、1/10量に減量した場合においても同等の効果が認められ、投与量を90%減薬することが可能であることが判明した。しかし、1/50量では効果がなかったため、それらの中間値である1/20量にした場合を同様に調査したところ、明確な効能が見出せなかった。従って、最大投与量の1/10量による投与が望ましいと考えられ、この投与量はヒトにおける臨床等容量として想定した投与量に該当するから、設定したヒト臨床等容量における効能がマウスにおいて確認できたと考えられた。今後は投与量の最適化を図る更なる講究のため、脊髄実質内投与の効果についても検討を重ねる予定である。一方、GLP安全性試験として遺伝子導入後最長6カ月間の行動学的・組織学的・病理学的解析を開始した。他方、上記の遺伝子導入法とは別途にLOTUSタンパク質を精製し、タンパク質製剤による機能改善効果についても昨年度に引き続いて検討している。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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