2022 Fiscal Year Annual Research Report
Phase I dose escalation study for optimizing prescribed mucosa dose in BNCT for head and neck cancer
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20H03631
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Research Institution | Southen Tohoku Research Institute for Neuroscience |
Principal Investigator |
高井 良尋 一般財団法人脳神経疾患研究所, 南東北BNCT研究センター, センター長 (50107653)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 まり子 一般財団法人脳神経疾患研究所, 南東北BNCT研究センター, 医長 (30645263)
廣瀬 勝己 一般財団法人脳神経疾患研究所, 南東北BNCT研究センター, 診療所長 (60623767)
加藤 貴弘 福島県立医科大学, 保健科学部, 教授 (90778804)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ホウ素中性子捕捉療法 / 局所領域再発頭頸部癌 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、局所領域再発頭頸部扁平上皮癌に対するBNCTの線量適正化のための第I相線量増加試験を行い、粘膜線量処方としてさらに高い線量が適正線量であることを明らかにし、頭頸部癌に対するBNCTの治療力価を向上させることを目的とする。2022年度は、2021年度に患者登録されBNCTが施行された患者の規定の経過観察を実施した。途中解析結果では、照射既往(中央値70 Gy)のあるR-HNSCC患者 26例が登録された。咽頭喉頭粘膜の処方線量12/15/18 Gy-Eqの内訳は12/7/7例であった。高Amy血症を除くGr 3以上の有害事象は、G3口内炎6例(23%)、G3軟部組織壊死・感染2例(8%)のみで致死的事象は認めなかった。Gr 2以下の口内炎は17例(45%)であった。評価可能な24例において、CRは14例(58%)、PRは3例(13%)であった。規定プロトコルでの粘膜処方線量増加による頭頸部BNCTの安全性が示されるものと判断された。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)