2022 Fiscal Year Annual Research Report
Pathophysiological analysis of radioulnar synostosis with or without amegakaryocytic thrombocytopenia
Project/Area Number |
20H03637
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
新堀 哲也 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (40436134)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿部 太紀 東北大学, 医学系研究科, 助教 (40810594)
青木 洋子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (80332500)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | MECOM / EVI1 / SMAD6 / 橈尺骨癒合症 / radioulnar synostosis / 骨髄不全 / bone marrow failure |
Outline of Annual Research Achievements |
1)患者サンプルでの解析で疾患原因候補のバリアントを同定しており、その意義については検討をつづけているが結論付けられていない。 2)これまでEVI1を培養細胞に発現させてTGF-bシグナル等への影響を検討してきたが、MDS1EVI1のコンストラクトも作成し、同様に発現させて検討を続けている。最近AIを用いたタンパク質構造予測が高い精度で行われるようになっていることから、我々もAlphafold multimerを研究室内で使用できる環境を整え、EVI1のダイマー形成の立体構造予測を行った。その結果、RUSATで変異が集中するC末側のジンクフィンガードメイン同士が隣接する形でのダイマー形成が予測された。転写調節におけるダイマー形成の役割は明らかではないものの、変異によるダイマー形成の異常がRUSの発症に関連する可能性が考えられた。 3)RUSAT患者で同定された変異と相同のバリアントを持つノックインマウスの表現型の検討を行い、ヘテロ接合個体において造血能への影響が観察された。その他の成果を論文にまとめ投稿中である。 4)CRISPR/Cas9を用いてmecomのフレームシフト変異を導入したゼブラフィッシュの観察を行った。ヘテロ接合体同士の交配による受精後3日の段階ではほぼメンデル比に沿って(野生型:ヘテロ個体:ホモ個体は1:2:1)生存していたが、生後3か月ではホモ個体は確認できなかった。その間にホモ個体は死亡していたと考えられ、その間の表現型について検討を続けている。
|
Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(5 results)