2022 Fiscal Year Annual Research Report
Molecular signatures in pre-RA patients by multi-omics analysis
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20H03720
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
竹内 勤 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 名誉教授 (50179610)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹下 勝 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (10571135)
近藤 泰 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (50626380)
金子 祐子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (60317112)
鈴木 勝也 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (70306695)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 関節リウマチ / 自己免疫疾患 / リンパ球 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度はフローサイトメトリー解析、プロテオーム解析、およびシングルセル遺伝子発現解析を中心に多くのデータ取得を行った。 フローサイトメトリーでは、プレRA患者およびRA患者の、未治療もしくは治療強化前53例、およびの治療後フォローが可能であった42例につき、末梢血をリンパ球を中心とした解析パネルでイミュノフェノタイミングを行なった。Tphを含む複数のサブセットの比率と臨床情報とを照合して解析を進めている。 プロテオーム解析ではRA患者13例、およびコントロール疾患として、脊椎関節炎患者13例、シェーグレン症候群患者11例などの血清をリクルートし、同時に386種類のタンパク質を定量比較可能なO-link proteomicsで解析を行った。疾患間の比較及びRA患者内で病気のステージにより差があるか含め解析を進めている。 シングルセル解析では、末梢血より病態に直接かかわる要素が多く含まれるであろう組織検体で解析を行った。複数の早期RA患者より超音波ガイド下滑膜生検を実施し、得られた少量の組織サンプルを細切、コラゲナーゼ処理後、セルソーターでCD45陽性の免疫細胞、CD31陽性の血管内皮、および滑膜線維芽細胞を取得した。得られた細胞をクロミウムコントローラーでシングルセル解析を行った。また、遺伝子発現解析で得られた結果を検証するため、一部の検体はOCTブロックとして保存した。遺伝子発現解析と共に免疫受容体配列解析を同時に行い、両者を合わせて現在解析を進めている。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(55 results)