2020 Fiscal Year Annual Research Report
ファージの単離を経ない次世代ファージバイオロジクスの創出
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20H03723
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
安藤 弘樹 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 特任准教授 (70462786)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ファージ療法 / ファージセラピー / 合成生物学 / バイオロジクス |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、潜在的な溶菌酵素やその他抗菌酵素をコードする遺伝子をデータベースから抽出して合成し、発現ベクターへクローニング、さらに遺伝子発現を確認する予定だった。そのために、陽性対照となる遺伝子Aを用意したのだが、既知情報とは異なる結果を示した。陽性対照の準備に今年度のほぼ全期間を割くことになり、研究計画に大幅な遅れが生じた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
上述の通り。繰り返しになるが、陽性対照となる遺伝子Aが機能せず、塩基配列の見直しや条件検討を一から行うことになり、大幅な遅れが生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
時間がかかってしまったが陽性対照を準備することができたので、計画に沿って潜在的な溶菌酵素やその他抗菌酵素をコードする遺伝子をデータベースから抽出して合成し、発現ベクターへクローニング、さらに遺伝子発現を確認していく予定である。
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