2022 Fiscal Year Annual Research Report
Radiobiological effects of novel brachytherapy using alfa-radiation sources for oral cancer
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20H03886
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
三浦 雅彦 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (10272600)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宇尾 基弘 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (20242042)
戒田 篤志 東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 助教 (40632097)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 口腔がん / 小線源治療 / α線源 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、製造、送付されたRa-224シードの放射能のばらつきが大きいなどの問題が起こり、in vitro、in vivoでの実験に支障をきたしたこともあって、2023年度まで延長して研究を実施した。in vitroでの2D培養条件下において、2 μCi Ra-224シードから放出され、CR-39で検出されるピット数(α粒子)の分布、DNA損傷マーカーとしてのγH2AXフォーカス数の分布、FucciによるG2期に停止した細胞の分布を重ね合わせ、シード近傍のDNA損傷応答を総括することができた。さらに、16個の線源を培地に6 h浸漬させ、そうして調整されたdaughter medium(DM)の段階希釈液を用いて、24 時間細胞にインキュベーションしたのち、CR-39で検出されるピット数、γH2AXフォーカス数を求め、希釈濃度との線形性を確認した。コロニー法による生存率も求めることができ、1細胞核あたりのピット数と生存率は、片対数グラフにおいて直線関係を示した。CR-39で検出されるピット数の補正とともに、各娘核種からのα線エネルギーを考慮して、モンテカルロシミュレーションにより1/2 DMで24時間処理した細胞核1個にヒットするアルファ粒子数を求め、吸収線量は、1.1 Gyと推定され、上記生存曲線を、横軸を吸収線量とする線量-細胞生存率曲線に変換させることに成功した。また、これと同等の吸収線量は、線源から2-2.5 mmの場所と推定された。in vivoでは、ヌードマウスに皮下移植したFucciを発現させた種々の口腔がん細胞株由来固形腫瘍にRa-224線源を刺入し、切片を作製することで観察した。γH2AXの免疫染色とG2アレストとの関係は、in vitro同様、免疫染色よりG2アレストはより外側まで観察でき、腫瘍内不均一性の検討については、さらなる研究が必要である。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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