2022 Fiscal Year Annual Research Report
がん患者の主体性を育み活用できる外来看護師育成プログラム:普及性向上のための改善
Project/Area Number |
20H03986
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
佐藤 まゆみ 順天堂大学, 大学院医療看護学研究科, 教授 (10251191)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片岡 純 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (70259307)
森本 悦子 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 教授 (60305670)
阿部 恭子 東京医療保健大学, 看護学部, 教授 (00400820)
高山 京子 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (30461172)
大内 美穂子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 講師 (30614507)
佐藤 禮子 東京通信大学, 人間福祉学部, 名誉教授 (90132240)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | がん看護 / 外来看護 / 主体性 / 外来看護師 / 育成プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
1.eラーニング学習教材の作成 簡素化プログラムは「講義」と「実践」から構成し、この「講義」の部分をeラーニングで学ぶよう設計した。eラーニング教材は、がん患者の主体性を育み活かす看護実践を行うために育成する必要のある5つの能力と、先行研究においてプログラム実施の基礎として学ぶ必要があるとされた2つの内容の、合計7つの内容に対応したサブプログラムから構成した。また、必要な内容を効率よく学ぶことができるようモジュール方式とし、5〜10分間隔でチャプターを挿入した。 2.検証研究の実施 研究デザインは2群事前事後準実験デザインである。対象者は、がん診療連携拠点病院に勤務し、自分の所属部署での外来看護がひととおり実践できるレベルの外来看護師であり、介入群Aは、eラーニングによる学修を行い、その後講義内容を意識しながら所属外来で実践を行い、その実践過程を指導者と共に振り返る群、介入群Bは、eラーニングによる学修を行い、その後講義内容を意識しながら所属外来で独自に実践を行う群、対照群は、施設で行われている通常の現任教育を受ける群とした。プログラム適用前後(介入群)/調査期間前後(対照群)に、①「がん患者の主体性を育み活かす看護実践」の実践力、②実践できるという自己効力感について、また、介入群にはプログラム適用後に③プログラム実施状況についてWeb質問紙調査を実施した。また、介入群Aの指導者には④プログラム実施の負担感及び施設研修への取り入れやすさについてWeb質問紙調査を実施した。介入群A: 12名、介入群B:34名、対照群:36名、介入群A指導者:11名、についてデータ収集が完了し、今後、プログラムの適用により実践力及び自己効力感が高まるかどうかを、介入群Aと対照群、介入群Bと対照群でそれぞれ検証する予定である。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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