2023 Fiscal Year Annual Research Report
次世代の天気予報での雷予報を見据えた先駆的雷気象モデルの開発
Project/Area Number |
20H04196
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
佐藤 陽祐 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (10633505)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 修吾 気象庁気象研究所, 気象予報研究部, 主任研究官 (20354441)
橋本 明弘 気象庁気象研究所, 気象予報研究部, 室長 (20462525)
本田 匠 北海道大学, 理学研究院, 特任助教 (60756857)
三浦 裕亮 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (70415991)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 雷放電 / 気象モデル / 雲微物理 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究最終年度の令和5年度は令和4年度までに成果を投稿論文にまとめて投稿した。また令和4年度までに投稿して査読中または改訂中であった論文を出版した。加えて令和4年度までに得られた成果と、令和5年度に得られた成果を国際学会を中心に発表した。 具体的には令和5年度中に複数の投稿論文を出版し、また米国地球惑星科学連合主催の国際学会でポスター発表を複数件行った。 以上を通して研究開始した令和2年度から令和5年度までに得られた研究成果を広く研究コミュニティなどに向けて発信した。 また、本研究によって開発した成果物の一つである気象雷モデルの計算コードを、SCALEと呼ばれる理化学研究所が中心に開発してきた気象モデルの最新版に統合し、理化学研究所が運営するSCALEのホームページ(https://scale.riken.jp/)より、2024年3月21日に公開した。この公開をもって本研究で開発してきた気象雷モデルの開発を完了した。 同時に、令和5年度中に得られた研究成果を投稿論文として投稿するために、投稿論文の原稿を執筆した。作成した原稿は令和6年度前半に投稿できる見込みであり、投稿の準備を進めている。 加えて、本研究で明らかになった気象雷モデルの問題を改善するための数値モデルの開発・改良を実施するとともに、気象雷モデルを用いた、新たな研究を実施するために、競争的資金に応募した。応募は無事採択され、令和6年度から基盤研究Aとして新たな研究を開始することができた。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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