2022 Fiscal Year Annual Research Report
Sensing and Actuation for Accelerating Knowledge I/O by Humans
Project/Area Number |
20H04213
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Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
黄瀬 浩一 大阪公立大学, 大学院情報学研究科, 教授 (80224939)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石丸 翔也 大阪公立大学, 研究推進機構, 客員研究員 (10788730)
岩田 基 大阪公立大学, 大学院情報学研究科, 准教授 (70316008)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 知能増強 / 学習増強 / センシング / アクチュエーション / 知識状態 / 心的状態 / モチベーション / 睡眠 |
Outline of Annual Research Achievements |
学習増強(Learning Augmentation;LA) とは,人の学習に対する知能増強(Intelligence Augmentation;IA) を意味するものであり,機械が人間を助けてより良い学習を実現するという人間中心の研究分野である.本研究では、(1) 学習者の知識状態や心的状態を知るためのセンシング技術、ならびに、(2)それらの状態を改善するためのアクチュエーション技術を開発してきた。これらは、ある特定の事柄に対する知識状態や心的状態を改善するという短期的・個別的なものから、長期的・総合的に学習者の状態を改善するもの、またそのサポートとなる基礎技術にまで、多岐に亘る。以下、研究実績の概要について述べる。 (1) 知識状態:英単語学習に関するマルチメディアモバイル環境、単語学習継続のためのフラッシュカードとビデオフラッシュカードのブレンド法、スマートフォンの1行窓を用いた未知単語推定手法、英文読み上げ音声と視線データを用いた未知単語推定手法、画像生成型英単語学習法、自己教師あり学習に基づく読書行動検出法、有酸素運動を伴う単語記憶法とそのユーザ適合を提案した。 (2) 心的状態:英語問題への解答に対する確信度推定法として、手書き文字解析、解答時の手の動きを用いるものを提案。確信度に基づく復習法で成績が向上することを実証。学習のモチベーション向上のためにバーチャルペットやナッジを用いる方法を提案し有効性を実証。 (3) 長期的効果:学習が睡眠の質に関係することに鑑み、睡眠の質をトラッキングするための指輪型センサについて基礎的な実験を実施。また、計算問題と睡眠の質の関係を示す。 (4) 基礎技術:実環境(in-the-wild)でのデータ収集法を検討。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(11 results)