2020 Fiscal Year Annual Research Report
Assessing the impact of super-large and small wind turbine on biodiversity
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20H04373
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Research Institution | Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine |
Principal Investigator |
赤坂 卓美 帯広畜産大学, 畜産学部, 助教 (40748357)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河口 洋一 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授 (20391617)
東 信行 弘前大学, 農学生命科学部, 教授 (40262977)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 風車 / 飛翔動物 |
Outline of Annual Research Achievements |
測距機を用いて複数種の鳥類の飛翔軌跡を明らかにし、地形や風況により飛翔行動パターンが変化することを明らかにした。また、GPSについても測位精度の検証実験を行い、飛翔中ではあれば十分な測位精度で平面的位置情報を把握可能であることが明らかになった。一方で垂直方向の測位誤差には、課題があり、測距機によるデータを用いた補正方法の開発の必要性があることを明らかにした。 また、風車付近を飛翔するタイミングについても、一般鳥類および猛禽類を対象に把握を行い、調査に適した時期や時間帯について予測できる可能を示唆した。 コウモリ類については、複数の録音機能について精度比較を行い、より有効な機器を明らかにできた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
調査地の再選定および、機器の入手に時間を要しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は、垂直方向でのGPS装着個体の測位誤差について補正方法の検討や風車付近を飛翔する種の把握を行う。
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