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2022 Fiscal Year Annual Research Report

Feasibility to include environmental and disaster impacts under emergent situation into EIA system

Research Project

Project/Area Number 20H04390
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

村山 武彦  東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (00212259)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 錦澤 滋雄  東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70405231)
長岡 篤  東京工業大学, 環境・社会理工学院, 研究員 (40706561)
Suwanteep Kultip  東京工業大学, 環境・社会理工学院, 助教 (30881776)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
Keywords環境アセスメント / 非常時 / 環境リスク / 災害リスク
Outline of Annual Research Achievements

国レベルのアセスメント制度で2017年度から2022年度に評価書が発行された757事例を対象に災害や事故に関連した項目の扱いや住民・自治体から意見の内容を分析した。また、アセスメント制度を有する69自治体を対象に主として郵送による質問紙調査を実施し、各制度における災害や事故の扱い、審査会における議論や住民等からの意見における災害や事故の扱いを調査した。
国レベルのアセスメント制度では、評価項目の選定根拠に災害・事故に関連する用語が含まれていた事例は全体の8%で、実施された環境保全措置に同用語が含まれていたのは13%であった。また、ステークホルダーから寄せられた意見では、大臣等、都道府県知事等、住民等の順に災害・事故に関連する用語が含まれている割合が高くなっており、2017年度以降では、大臣等で20%、都道府県知事等で41%、住民等では70%であった。災害・事故に関連した意見内容をみると、住民等では地域の安全性、施設の防災計画・災害事故後の対応とともに、災害・事故による影響評価を求める意見が多くなっている。都道府県知事等では、災害・事故による影響評価を求める意見や施設の防災計画・災害事故後の対応が多くなっている。このことから、災害・事故に関連した影響評価を求める意見がいずれの主体からも多いことが示された。こうした意見に対する事業者の見解の傾向を2017年度以降でみると、全体の29%の見解に災害・事故に関連する用語が含まれていた。
一方、自治体を対象にした調査では、10%の自治体が評価項目の一つとして扱っており、12%は他の項目の一部として扱っていた。また、審査会の議論で災害・事故が扱われているのは全体の74%で、住民からの意見に関連用語が含まれているのが59%であったことから、審査会では全体の4分の3程度の自治体が災害や事故について議論していることが明らかになった。

Research Progress Status

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (2 results)

All 2023

All Presentation (2 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results)

  • [Presentation] How to deal with risk aspects in impact assessment procedures: Japan case2023

    • Author(s)
      Takehiko Murayama, Teru Hashimoto
    • Organizer
      International Association for Impact Assessment
    • Int'l Joint Research
  • [Presentation] 環境影響評価制度における災害や事故の取り扱いに関する傾向分析2023

    • Author(s)
      橋本輝、村山武彦、錦澤滋雄
    • Organizer
      環境アセスメント学会

URL: 

Published: 2024-12-25  

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