2023 Fiscal Year Annual Research Report
China Study in Taisho Japan and the Changing World after the WWI: A Research Project Based on the Naito Konan Collection
Project/Area Number |
20H04412
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
陶 徳民 関西大学, 東西学術研究所, 客員研究員 (40288791)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小嶋 茂稔 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (20312720)
高木 智見 山口大学, その他部局等, 名誉教授 (30211999) [Withdrawn]
二ノ宮 聡 北陸大学, 国際コミュニケーション学部, 講師 (50735016)
高田 時雄 公益財団法人東洋文庫, 研究部, 研究員 (60150249)
石 暁軍 姫路獨協大学, 人間社会学群, 教授 (60330479)
村田 雄二郎 同志社大学, グローバル・スタディーズ研究科, 教授 (70190923)
錢 鴎 同志社大学, グローバル地域文化学部, 教授 (70298701)
山田 智 静岡大学, 教育学部, 准教授 (90625211)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 内藤湖南 / 内藤文庫 / 大正日本 / 中国研究 / 文化交渉 / 日中関係 / 東西関係 / 近代東洋学 |
Outline of Annual Research Achievements |
1)陶徳民・吾妻重二・永田知之が編著した、論文18篇とコラム11項目を含む『中国学の近代的展開と日中交渉』(《アジア遊学》第292号、勉誠出版、2023年12月、329頁)が出版され、中国関係の月間「和書売上ベストテン」(同月、東方書店店頭調べ)の第8位になった。 2)研究成果を発信し研究協力ネットワークを強化するために、次の二つの国際シンポジウムを企画実行した。 ①2024年5月10日福井県あらわ市で開催の東アジア文化交渉学会第16回国際学術大会におけるパネル32「内藤湖南研究と顕彰活動の新しい展開―湖南歿後90周年を記念して」。大澤太「秋田県鹿角市の内藤湖南先生顕彰会の活動について」;岩田孝一「京都府木津川市の内藤湖南先生顕彰会の活動について」;陶徳民「内藤湖南の還暦・葬祭関連行事から見たその人脈と影響」;川上哲正「内藤湖南の政治・社会思想―『内藤湖南・十湾書簡集』から」;小松昌弘「時論家としての内藤湖南―「支那論」と「新支那論」の間」;石暁軍「内藤湖南自用印の使用状況について」;石永峰 「内藤湖南の書風特徴に関する一考察―臨書・跋文作品を通して―」。 ②2024年5月18日東方学会主催の第68回東方学者会議(東京)における国際シンポジウムII「内藤湖南にみる近代日本東洋学の特質―歿後九十周年を記念して」。司会・趣旨説明:村田雄二郎。金澤文三「内藤湖南と市村□(王+賛)次郎の漢詩酬唱――1905年奉天宮殿文献調査をめぐる追憶」;菅野智明「内藤湖南の中国書法史観をめぐる諸問題」;錢婉約「博を以て専を馭べる、体用は不二なり――内藤湖南が撰した史学のモノグラフの学術的特質について」(通訳:白春岩);竹元規人「1910~20年代の日本・中国における中国(史)研究の俯瞰的分析――内藤湖南の再定位試論」;陶徳民「近代に挑んだ経世気概の東洋史学者――内藤湖南の性格規定に関する試論」。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(28 results)