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2022 Fiscal Year Annual Research Report

統合的研究によるアフリカにおけるヒョウと人間の関係の解明

Research Project

Project/Area Number 20J01580
Research InstitutionSugiyama Jogakuen University

Principal Investigator

仲澤 伸子  椙山女学園大学, 人間関係学部, 研究員

Project Period (FY) 2020-04-24 – 2023-03-31
Keywordsヒョウ / マハレ山塊国立公園 / カメラトラップ / 痕跡記録
Outline of Annual Research Achievements

採用後すぐにCOVID-19が感染拡大したため現地調査ができていなかったが、2022年度は採用後初めて調査地であるタンザニア連合共和国・マハレ山塊国立公園(以下、マハレ)に渡航し、調査をおこなうことができた。
2022年度は7月から9月まで約2カ月半にわたってフィールドワークをおこなった。まず、2021年に日本から送り、現地アシスタントにマハレ内での設置を依頼した赤外線センサーカメラを回収した。カメラに撮影された動物種を同定し、2012~2017年のデータと比較することで、各動物種やヒョウ個体の撮影頻度や撮影場所、撮影時間帯の変化などが明らかになる可能性がある。また、マハレ内でヒョウの糞を回収し、その内容物を同定した。その結果、げっ歯目の消費量が2017年までと比べて多い可能性が示唆された。
さらに、国立公園の境界の近くに住む人々を対象に、動物の目撃情報や獣害の有無について予備的な聞き取り調査をおこなうとともに、境界やその周辺で発見した動物の痕跡を同定した。
日本国内においては、2017年までにおこなってきたマハレ内での赤外線センサーカメラの調査内容をまとめ、論文を国際学術誌に投稿し、受理された。この論文ではマハレ内で撮影された動物種を一覧にまとめ、それぞれの動物がどのような活動パターンを示すのかを明らかにしている。今後マハレ外での動物相との比較をおこない、人と動物との関係を明らかにするうえで重要なデータである。

Research Progress Status

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] Overlap of activity patterns between leopards and their potential prey species in Mahale Mountains National Park, Tanzania2023

    • Author(s)
      Nobuko Nakazawa
    • Journal Title

      Journal of Zoology

      Volume: 319 Pages: 188-199

    • DOI

      10.1111/jzo.13037

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2023-12-25  

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