2021 Fiscal Year Annual Research Report
Identification and evaluation of novel vaccine candidates to control poultry red mites (Dermanyssus gallinae)
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20J22235
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
藤澤 宗太郎 北海道大学, 国際感染症学院, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2020-04-24 – 2023-03-31
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Keywords | ワクモ / ワクチン |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は当初の予定通り下記 (1) の研究を主に行い、加えて (2) の研究にも着手した。
(1) 申請者らは過去に実施したワクモのトランスクリプトーム解析により3種類のワクチン抗原候補(cystatin様分子、Dg-Cys; 銅イオントランスポーター様分子、Dg-Ctr1; adipocyte plasma membrane-associated protein様分子、Dg-APMAP)を同定した。本年度は令和2年度に抗ワクモ効果を示したDg-Cys及びDg-Ctr1について、その成果を基に、抗ワクモワクチンの成分として特許申請を行った (特願2021-080691)。また、Dg-APMAPの免疫血漿についても同様に抗ワクモ効果を検討した結果、発育ステージを問わず殺ダニ効果を認めた。さらに、Dg-Cysの免疫血漿をDg-Ctr1またはDg-APMAPの免疫血漿と組み合わせた混合血漿を用いて抗ワクモ効果を検討したところ、成ダニに対しても殺ダニ効果を示し、また各血漿を単独で用いた場合と比べ殺ダニ効果が増強することを示した。 (2) 組換えマレック病ウイルスを用いたウイルスベクターワクチンの検討を行った。病原性遺伝子を欠損させたマレック病ウイルスゲノムにDg-CysまたはDg-APMAP遺伝子を挿入した感染性クローンプラスミドを作製し、ニワトリ線維芽細胞に導入することで組換えウイルスを得た。感染細胞よりmRNAを抽出し、RT-PCRによってDg-Cys及びDg-APMAP遺伝子の発現を確認した。今後は感染細胞における標的タンパク質の発現を確認した後、組換えウイルスをニワトリに免疫し、抗体産生の誘導能の検討が必要である。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Research Products
(4 results)