2022 Fiscal Year Research-status Report

Anthropology of global aid and religion -A case study of Humanity First

Research Project

Project/Area Number	20K00071
Research Institution	Seikei University
Principal Investigator	嶺崎寛子成蹊大学, 文学部, 准教授 (50632775)
Project Period (FY)	2020-04-01 – 2024-03-31
Keywords	国際NGO / 宗教 / 援助
Outline of Annual Research Achievements	日本に居住する信徒に対し、継続的な調査を行った。宣教師のキャリア形成における国際NGOの位置づけや、一般信徒の進路選択やキャリア選択における、奉仕やボランティア活動の位置づけのありよう、そのジェンダー差などについて調査を行った。ボランティア活動へのプッシュ要因および、それを阻害する要因などについて、経済状況、家庭環境等を視野に入れて分析を行っている。あわせて教団のトップであるフズールの金曜礼拝を調査・分析し、奉仕やボランティアなどが宗教的に、明示的にどのように位置づけられているのか、情報を収集している。
Current Status of Research Progress	Current Status of Research Progress 4: Progress in research has been delayed. Reason 新型コロナウイルス感染症の影響で今年度もフィールド調査に行けなかったため。
Strategy for Future Research Activity	今年度は新型コロナウイルスの影響が相当程度限定的になることが予想されるため、海外調査を夏期および冬期の2回にわたり行い、今までの遅れをできる限り取り戻す。エフォートの関係で昨年度および一昨年度の遅れを今年度でカバーすることが難しいため、期間の延長申請を視野に入れて今後の研究計画を立てる。
Causes of Carryover	新型コロナウイルスのため、海外調査ができなかったため。今年度は海外調査を行う。また、来年度への研究期間延長申請および繰り越しを視野に入れる。