2021 Fiscal Year Research-status Report
The practical prouve of the rebirth of the local region by the art-investigation of the future image of the art by the handicapped people and the art of local region
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20K00240
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Research Institution | Jin-ai University |
Principal Investigator |
三脇 康生 仁愛大学, 人間学部, 教授 (40352877)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
馬場 晋作 成安造形大学, 芸術学部, 准教授 (30739876)
服部 正 甲南大学, 文学部, 教授 (40712419)
石川 亮 成安造形大学, 芸術学部, 准教授 (80645945)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 地域アート / 障害者アート / 脱施設化 / フランス / リール東地区 / 障害者アート / 社会的処方 |
Outline of Annual Research Achievements |
服部が企画の一人でもある京都国際マンガミュージアムで開催されている展覧会「縮小社会のエビデンスとメッセージ」にて、リールの医師、ジャンリュック・ローランへ、三脇がインタビューしたものに、完全な翻訳を付けて、この展覧会で公開されている。アートをいかにして、精神医療に包摂したか、その哲学を聞き出している。これはのちの、出版時に掲載される予定のCoreテキストになる。またこの展覧会の展関連イベント「屋台から社会的処方へ」では守本陽一医師とのトーク(三脇、服部による)を令和3年3月に行う予定であったが、5月8日(日)に延期された。来年度に報告する。 しかし【公開研究会】「アートによる地域再生再考、障害者アート、地域アートの未来」令和3年3月21日に、甲南大学人間科学研究所主催公開研究会「アートによる地域再生再考、障害者アート、地域アートの未来」をzoomで開き、2022年3月21日 午後1時~ https://us02web.zoom.us/j/81691458333、ゲストで沢山遼氏に参加してもらい、このプロジェクトの考察をふかめ、滋賀の湖西地区で、辛うじて確保できた地域で活動も紹介した(石川、馬場による)。これの内容は、以下である。2021年度の取り組み 日常に並走するアートプロジェクトへ「堅田*はまさんぽ~湖にであう風と綿~」開催日時|2021年11月19日(金)~2021年11月28日(日) 10:00~16:00 協働制作実施期間 2021年10月10日~12月20日 開催場所|堅田浜通り商店街周辺 メイン会場「草の家」 主 催|地域とアートプロジェクト実行委員会・成安造形 大学
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍に置いて、滋賀での施設訪問が不可能である。ただし、フランスとの共同研究は、zoomを用いたインタビューなどで仔細に行えたので、返って良いこともあった。この部分のCoreテキストは完成した。
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Strategy for Future Research Activity |
一年の延長を考慮している。コロナ感染が落ち着いている間に、滋賀の地域、施設に入り込む試みを続けたい。また、豊岡の試みにアクセスできたように、日本の他の地域で行われている試みを取材することも、このコロナ禍では、考えても良いと思うようになっている。フランス、特にリール関係者とのインタビューは書籍化して公開する見込みが立ったので、その書籍化の費用として科研費を使うことも考えている。
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Causes of Carryover |
コロナ禍により、海外視察、海外からの招聘ができなかった。
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