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2021 Fiscal Year Research-status Report

他者のカメラワークを再現する撮影支援ツールの開発と映像メディア教材としての応用

Research Project

Project/Area Number 20K00253
Research InstitutionAkita University of Art

Principal Investigator

萩原 健一  秋田公立美術大学, 大学院, 准教授 (30512628)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 飛谷 謙介  長崎県立大学, 情報システム学部, 准教授 (50597333)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
Keywords映像表現 / 教育教材
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、課題1「ツールの開発」カメラの操作を記憶・再現する学習機能をもった三脚雲台の開発と、課題2「ツールを用いた授業づくり」教育現場での活用 を目標とした授業プログラムおよびワークショップ開発の2つの課題に取り組んでいる。前年度までには当該ツールのプロトタイプ制作をおこない。模擬授業に使用できる実機を制作した。これまでは県外移動や集会を控える必要があったため、学外に出向いて対面でのワークショップの実施までは至らなかった。研究計画の変更も検討したが、2021年度は感染症対策を十分考慮した上で、学外での中高生を対象にしたワークショップと他大学でのプレゼンテーションを実施した。ワークショップ受講者(当該年度・計15名)からは意欲的に制作に参加する姿勢が伺え、教職員等の関係者から本研究課題について関心を持った問い合わせをいただけるなど、手応えは得られた。しかし、学習意欲や理解度が、ツールを用いたことによって促進されているかを判断するには至らなかった。同時にこのツールを用いることによる学習効果をどう評価すべきか、評価方法について検討する必要性も見えてきた。今後、より多くの被験者に使用してもらう機会を増やしていく必要があり、県内外の中学高校に打診を進めている。その際に配布する資料として、研究課題の要旨やツールの動作説明など成果記録をまとめた印刷物の制作にも着手しており、次年度以降への展開に繋げていく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

延期状態となっていたワークショップ実施やファシリテーターの育成などが実現できた。現場でのフィードバックを得ることによって、改善策を立てやすくなった。同時に反省点や改善点も多く見つかったため手立てが必要である。

Strategy for Future Research Activity

市販の学習型 ロボットアームキット(uArm)をベースに開発しているが、同様の製品が多数の他メーカーからも発売されるようになり、より運用しやすいロボットアームを検討している。開発にあたっては海外からのパーツの購入などが物流の関係で困難になりつつあり、余裕を持った手配を心がける必要がある。当該ツールを用いた授業プログラムの成果について記録をまとめて発信していく必要があるため、冊子やwebでの公開を見据えつつ、記録と編集体制を整えて計画的に模擬授業を実施していく予定である。

Causes of Carryover

緊急事態宣言の期間があったため、予定していた出張や発表会が延期または中止になってしまった。また、購入予定物品の在庫状況が欠品状態なものもあり、次年度に持ち越しとなった。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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