2024 Fiscal Year Annual Research Report
A Contrastive Study on the Meaning and Interpretation of Noun Phrases in Japanese and Korean
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20K00549
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| Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
金 智賢 宮崎大学, 国際連携機構, 教授 (40612388)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小熊 猛 金沢大学, 外国語教育系, 教授 (60311015)
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| Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | 名詞句 / 韓国語 / 日本語 / 意味論 / 語用論 |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、現代日本語と韓国語の名詞句の特徴を、意味論的・語用論的な対照分析によって解明しようとするものである。多様な名詞句構造(「名詞/節/数量詞/副詞/φなど+名詞」)、並びに、名詞句が単独でまたは述語として用いられる発話文に着目し、日韓両言語の類似点と相違点を総合的かつ体系的に記述することを目的とする。日本語と韓国語の多様な言語場面から集められた実例、大規模自然言語コーパスなどを対象に、量的かつ質的な分析を行い、それぞれの言語において、どのような事態が名詞句になりやすいのか、あるいはなりにくいのか、また、名詞句で表される事態が日韓でどう質的に違うかといった意味的側面に迫る。 2024年度は、(1)「日韓両言語の名詞性とコピュラ構造について」(対照言語学研究会第7回例会)、(2)「日本語と韓国語の連体修飾構造に関する対照研究―「到着の列車」タイプの名詞句を中心に―」(タイ日シンポジウム・研究発表会2024)、(3)「日韓数量詞構文の意味論」(対照言語学研究会第8回例会)などの研究発表を行った。 (1)は、日韓両言語のコピュラ構造が、いわゆる名詞的・動詞的性質にどのように結び付いているかについて、特に名詞止め文を対象に分析したもので、これまで言われている日本語の名詞的な性質と韓国語の動詞的な性質のかなり大きい部分が両言語のコピュラ構造によるものであることを明らかにした。(2)でも、韓国語では「VNするN」などいわば動詞的な名詞句になるような日本語の「VNのN」タイプの名詞句を分析し、このようなズレの根底にもコピュラ構造が関わっていることを突き止めた。(3)は、昨年度に「日韓数量詞表現の対照分析」というテーマで発表した内容のうち、意味論に関わる部分を取り上げ、対照分析したものである。多様な名詞句の対照分析より、「名詞性」はコピュラ構造と深い関係があることを確認することができた。
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