2020 Fiscal Year Research-status Report
Constructing a semantic theory of modal expressions without the concept of possible worlds - evidence from Japanese
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20K00586
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Research Institution | Nagoya Gakuin University |
Principal Investigator |
今仁 生美 名古屋学院大学, 外国語学部, 教授 (20213233)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田窪 行則 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 所長 (10154957)
中島 秀之 札幌市立大学, その他部局等, 学長 (80344224)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | modality / conditional / possible worlds |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年3月25日に、当研究の初年度の研究計画(とくにmodalityをめぐる言語現象の分析)に基づくワークショップ(「科研ワークショップ:「可能世界を用いない様相表現の意味論的枠組みの構築:日本語様相表現を中心に」)をZoomを用いて開催した。研究発表は、研究代表者を含む5名(3件)で、当研究の前段階となる科研課題(「条件文と位相空間の相関-条件文が非単調推論になるメカニズムの解明」)の海外研究協力者であり条件文の世界的権威であるコネチカット大学教授Stefan Kaufmann教授の参加もあった。 なお、研究代表者は、現在、本研究課題に関連する内容の(本の)章を担当・準備しているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度はシカゴ大学に滞在し、海外研究協力者であるChris Kennedy教授と議論を進める予定であったが、コロナの影響でそれが不可能となり、また時差があるためオンラインの議論も難しかった。
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Strategy for Future Research Activity |
オンラインによるworkshopの回数を増やす予定である。まずその一回目として、2021年6月にコネチカット大学のワークショップに参加する予定である。
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Causes of Carryover |
今年度はシカゴ大学のChris Kennedy教授を訪問する予定であったが、コロナの影響で訪問が不可能になったため。次年度は、コロナが終焉すればシカゴ大学を訪問する予定である。
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