2020 Fiscal Year Research-status Report
オビ川下流域のウラル系少数民族の言語使用実態の研究
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20K00622
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Research Institution | Kansai University of International Studies |
Principal Investigator |
松本 亮 関西国際大学, 現代社会学部, 准教授 (30745857)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 少数民族言語 |
Outline of Annual Research Achievements |
世界的な新型コロナウイルス流行により、一切の海外渡航が不可能になったため、ロシア・ヤマル地域のネネツ族やハンティ族とのフィールド調査を基本とする計画は全て停止することとなった。また本務校での大学業務においてもウイルス対策、そして学部再編の業務で忙殺され研究に充てるエフォートの確保はほぼ不可能に近い状況であった。 そのような中、2020年度後半からオンラインでの研究会も再開されるようになり、手元にある資料をもとにいくつか発表を行なった。 2021年5月現在、昨年度とあまり変わらない状況、およびロシア渡航にはワクチン接種が求められることもあり、年内は昨年度と比べてほとんど変化が見込めない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染拡大による調査不可能、および大学業務の増加のため。
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Strategy for Future Research Activity |
調査のための環境は、昨年度とほぼ変わらない状況とはいえワクチン接種という方法で打開策が見えてきている。2022年冬や、2021年後からの再出発を目指して、研究環境を揃え、現在持つ資料の整理に努める予定である。
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Causes of Carryover |
本研究計画の初年度であったが、世界的な新型コロナウイルス流行により調査が不可能であったため、1年遅らせることとした。
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