2020 Fiscal Year Research-status Report
Exploring Partial Productivity of Constructions in Conversation
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20K00680
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
木原 恵美子 神戸大学, 大学教育推進機構, 准教授 (30611371)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | L2能力 / 会話の目的 / 繰り返しと響鳴の頻度 / 子供の構文学習 / 馴染みのないコンテクスト / 構文の創造的使用 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、まず、研究代表者は国立台湾大学と共同でL2英語学習者(日本人1名と台湾人2名)のオンライン会話データ(3人会話、10グループx1時間x10回)をおよそ100時間収集した。そしてあるグループでの会話で、繰り返しと響鳴の頻度が他のグループに比べて高くなっていることを確認した。分析の結果、会話の参加者のL2能力、会話の目的によって、繰り返しと響鳴の頻度が異なることが明らかになったため、現在国内学会に応募中である。 次に、Goldberg (2019) で示された構文観と構文学習プロセスが日本語話者(子供と大学生)にも適用されるかどうかを確認するために、研究協力者2名に分析を依頼した。その結果、日本語話者(子供と大学生)の構文選択と構文学習にも構文の部分的生産性がみとめられたため、現在国内学会に応募中(共同発表)である。 最後に、2022年3月から2022年5月の間に国際オンラインワークショップを開催するために、発表候補者と連絡をとり、快諾の返事を頂いた。ワークショップの準備も、研究協力者2名と進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定通り、研究代表者はL2学習者データを収集し、繰り返しと響鳴が観察されるデータの分析を進めている。また研究代表者は研究協力者2名と緊密に連絡を取り合い、学会発表と国際オンラインワークショップの準備を進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度は、研究代表者、研究分担者、研究協力者の3名で共同研究発表を行う予定である。また、この3名が翻訳する書籍も8月末に刊行予定である。その後、3名で改めて今後の研究方針を確認して、国際オンラインワークショップの開催準備を行う予定である。
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Causes of Carryover |
次年度は研究分担者1名を増やし、研究分担者に分析を依頼することにしたため、初年度に残った予算は次年度に繰り越すこととした。国際オンラインワークショップを2021年度内に開催するか、2022年度5月に開催するかによって、予算の執行状況が変化する見通しである。
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Research Products
(1 results)