2022 Fiscal Year Research-status Report
工学分野の語学と実習を同時に学べる多言語e-learning教材の開発と授業実践
Project/Area Number |
20K00751
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Research Institution | Institute of Technologists |
Principal Investigator |
土井 香乙里 ものつくり大学, 技能工芸学部, 講師 (60409703)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
保崎 則雄 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70221562)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 語学e-learning教材 / 工学分野の英語 / 多言語教材 |
Outline of Annual Research Achievements |
工学分野の専門の語彙や表現についてわかりやすく学べる語学e-learning教材の制作を行ってきた。 コロナ過で急遽オンライン授業になったことでオンライン授業で使用するオンライン教材として制作した技術分野の英語教材をベースにe-learning教材の制作を始めた。Google Classroom をベースにGoogle Form形式で作成した各種工学英語の課題問題を研究開始当初から制作を継続し蓄積してきた。 本研究の制作用として導入したe-learning教材作成ソフト(問題作成、動画形式の教材作成)を使用し、蓄積してきた課題をより分かりやすく、学習しやすい形式に変換をすることを本年度開始した。 日本語と英語の部分についてはかなりの問題数を準備することを継続し、制作途中ではあるが、新たに導入したe-learning教材を学生が使うためのプラットフォームに載せ、実際に英語授業で使用を始めた。 今後は、研究課題の目的になっている「多言語」化(主に所属機関の留学生の出身国の多数を占める言語:中国語とベトナム語)の段階に入っているため、そちらも基本の語彙や説明の部分で同時に教材の助けとなるように載せていく予定である。 最終年度は、、実際に授業で作成したe-learningを学生の教材の一部として使用させ、使用後に学習効果や学習の動機づけについてアンケート調査を行い、統計的に教材の効果などを検証する予定としている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
教材のコンテンツ作成に予定より時間がかかっているが、継続して教材制作を行っている。工学分野の語彙や表現についてわかりやすく楽しく学べる語学教材になるよう、さらに工夫を加える。作成した教材の授業での試用と学習効果の検証も同時に進めているため、年度末までには教材制作、効果の検証を完了させられる予定である。 今後の予定している進め方: 1. 教材のコンテンツをさらに増やす 2. 中国度とベトナム語の部分を教材の重要部分で併記するための準備を行う 3. 非k続き授業で課題等として学生に使用させて学習効果を調べる4. アンケート調査等により学習効果や学習の動機づけについて調査・集計を行う。
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Strategy for Future Research Activity |
工学分野の内容を扱う語学教材を継続して作途中ではあるが、新たに導入したe-learning教材を学生が使うためのプラットフォームに載せた語学教材を英語授業で使用し効果の検証も併せて行う予定である。 現在、研究課題の目的になっている「多言語」化(主に所属機関の留学生の出身国の多数を占める言語:中国語とベトナム語)の段階に入っているため、そちらも基本の語彙や説明の部分で同時に教材の助けとなるように載せていく予定である。 最終年度は、、実際に授業で作成したe-learningを学生の教材の一部として使用させ、使用後に学習効果や学習の動機づけについてアンケート調査を行い、統計的に教材の効果などを検証する予定としている。 また、制作した教材について、また学習効果についての調査結果をまとめたものを学会発表や論文執筆で形にする予定にしている。
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Causes of Carryover |
研究課題開始当初にコロナ過オンライン授業になり対応に追われたため、研究開始が少し予定より遅れ、教材制作の進みが遅れたため。 また、教材制作の時期が予定より遅れたことで、教材を学生に使わせるためのプラットフォームの導入時期が遅くなったため。現在は完成に向けて順調に終わらせるため進められている。 残額の使用は、教材制作に必要な他言語に教材を翻訳するための翻訳料と教材作成の研究協力者への謝金、研究結果の公表にむけ学会発表旅費等に使う予定である。
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