2020 Fiscal Year Research-status Report
Current Status and Issues of Forest "Peripheral Region" in India
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20K01149
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
木本 浩一 関西学院大学, ハンズオン・ラーニングセンター, 教授 (20294605)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 森林管理 / 地理学 / ガバナンス |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、4種類のフィールドワーク(FW01~04)を予定しており、それぞれを歴史制度分析(FW01)、現況調査(同02)、課題(テーマ)調査(同03)、「周辺域」地図(FW04)としている。FWを効果的に行うために研究期間全体を年度ではなく、6つのフェーズに分けており、本年度は準備フェーズ(p0)、フェーズ1(p1)とフェーズ2前半とを予定していた。 しかし、いずれにおいても現地入りはかなわず、文献調査の段階に留まった。フェーズ1、2において予定していたFW01、FW02について、研究協力者であるインド側研究者に予備的な調査を依頼したが、コロナ禍のため現地での調査も実施できる状況になく、断念した。 また、国際地理学連合大会(イスタンブール)で予定していた報告は、大会そのものが一年延期となったため、2021年(8/16-20)の大会において実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍のため現地(インド)に渡航できない状況が続いているため。また、現地研究者もフィールドワークを実施できない状況が続いている。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍の状況をみて、2021年度後半、フィールドワークを集中的に実施する予定である。ただし、FWを実施することが難しい場合にはインド研究者とオンラインでやり取りをする、日本国内での文献調査に時間をかけるなどの対応を検討したい。
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Causes of Carryover |
コロナ禍のため現地(インド)入りができなかったため、旅費など未使用額が生じた。夏期、冬期を中心に長期のフィールドワークを予定している。また、研究協力者を招聘し研究会を実施するなど、旅費の有効使用を検討している。
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