2021 Fiscal Year Research-status Report
Current Status and Issues of Forest "Peripheral Region" in India
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20K01149
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
木本 浩一 関西学院大学, ハンズオン・ラーニングセンター, 教授 (20294605)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 森林管理 / 地理学 / ガバナンス / インド |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、4種類のフィールドワーク(FW01~04)を予定し、それぞれを歴史制度分析(FW01)、現況調査(FW02)、課題(テーマ)調査(FW03)、「周辺域」地図(FW04)としている。 しかし、いずれにおいても現地入りはかなわず、文献調査の段階に留まった。フェーズ1、2において予定していたFW01、FW02について、研究協力者であるインド側研究者に予備的な調査を依頼したが、コロナ禍のため現地での調査も実施できる状況になく、断念した。
本年度は、周辺的情報となるが、「周辺域」に位置する集落に関するセンサスデータ(集落モノグラフ)の蒐集を行った。1960年代に始まった集落モノグラフは、1971年および1981年のセンサスにも一部の集落で追跡調査が実施されている。これまで、「周辺域」については、センサスデータの経年分析による人口の増減のみの概観であった。「周辺域」に該当する集落は少ないが、現地調査を補足するデータとして有効である。
現在、集落モノグラフの分析を進めており、今後は、現地調査において作成予定の「周辺域」地図との対照を予定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍のため現地(インド)に渡航できない状況が続いているため。また、現地研究者もフィールドワークを実施できない状況が続いている。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は、9月、1月(および3月)に、フィールドワークを集中的に実施する予定である。なお、進捗状況に鑑みて、歴史制度分析(FW01)は日本国内で可能な範囲で早急に着手し、他のフィールドワーク(現況調査(FW02)、課題(テーマ)調査(FW03)、「周辺域」地図(FW04))については、現地協力者と相談のうえ、順を追って、進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍のため現地調査が実施できなかったため。 次年度は、国内フィールドワーク(FW)(随時)、海外FW(9月、12月、1月、3月)を実施する予定である。
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