2021 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
20K01401
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Research Institution | Gakushuin University |
Principal Investigator |
山下 純司 学習院大学, 法学部, 教授 (90282532)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保野 恵美子 東北大学, 法学研究科, 教授 (70261948)
金子 敬明 名古屋大学, 法学研究科, 教授 (80292811)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 家族 / 契約 / 不法行為 / 後見 / 夫婦財産 / 親子 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は、研究代表者、研究協力者ともに本部校でコロナ禍への対応に追われたため、十分な研究時間をとることが困難であった。とくに研究会開催の機会を十分に確保することが難しく、全員での相談の機会は1年間の計画について話し合った5月4日の1回のみとなってしまったことが反省すべき点である。今後は、研究会の開催頻度を上げるべく、努力をしていきたいと考えている。 もっとも、各人の研究は順調に進展しており、公表された研究成果も着実に増えている。正式な研究会という形ではないが、メール等で連絡を取り合い、お互いの意見を交換するなどは行ってきたため、その結果と考えている。 2021年度の個別の研究成果については別途記載するが、全体としてみた場合、各研究者が、新たな研究領域に踏み出しているといえる。研究代表者山下は後見制度、研究協力者久保野は家族と不法行為の関係全般、研究協力者金子は夫婦財産制である。これらの新たな研究成果を、既存の研究成果と統合することも視野に入れつつ、引き続き研究を行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究会の開催が難しかったが、研究成果自体は公表されており、各人の研究は順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでの研究成果について、十分な意見交換をできなかったことを反省し、研究会の頻度を上げていきたいと考えている。これによって、全員の問題意識を再共有して、新たな問題意識の発見にもつなげていきたいと考えている。
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Causes of Carryover |
2021年度はコロナ禍で思うように研究会等を開催できず、このため使用額が見込みよりかなり減少した。今後は、研究会の開催頻度を上げる予定であり、感染対策を徹底したうえでの対面式の研究会の開催なども計画している。このため、今年度の残金はその準備費用にあてていくことを考えている。
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Research Products
(7 results)