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2023 Fiscal Year Annual Research Report

商店街におけるBID制度の導入:政策実施過程におけるコーディネーションの分析

Research Project

Project/Area Number 20K01980
Research InstitutionMomoyama Gakuin University

Principal Investigator

角谷 嘉則  桃山学院大学, 経済学部, 教授 (20519582)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywordsイギリス / BID制度 / 日英制度比較 / コロナ禍
Outline of Annual Research Achievements

2023年度は、1年間の海外研修のため、イギリスのケンブリッジ大学に滞在した。そして、イギリスのBIDs制度およびBIDsがコロナ禍にどのような影響を受け、対応したかについて調査をおこなった。シェフィールド市、マンチェスター市、ケンブリッジ市を中心にデータを収集し、各BIDのマネージャーにインタビューを行っている。インタビューのデータは文字起こしを終えており、その分析をおこなっている。ただし、シェフィールド市で実施したアンケート調査は有効回答数が少なく、当初の目的としていた分析が困難となった。それに対応するべく、多くの自治体を現地の視察し、BIDsや都市再生に関するデータ収集も概ね順調におこなてきた。その結果の一部は、ケンブリッジ大学の研究会で報告しており、今後、執筆中の論稿を発表する予定である。
また、イギリスは制度スタートから20年で335地区で実施中であるのに比し、日本では制度スタートから5年ほどで1件の地区にとどまっている。その理由を明らかにした研究は現状にはないため、日本とイギリスのBID制度の導入過程に関する相違点から、新たな論稿で日本でBID制度が広がっていない現状も明らかにしようとしている。
これらの論文は2024年度中に発表する予定である。また、研究成果の一部は共同研究による報告も予定しており、共同研究者であるケンブリッジ大学の教授、研究員と毎月2回ほどのミーティングを続けている。2024年度中に学会報告および論文の作成を進める予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2024

All Journal Article (1 results) (of which Open Access: 1 results)

  • [Journal Article] コミュニティビジネスにおける主体形成と変容のプロセス : 京都府南丹市美山町かやぶきの里の観光集客化を事例として2024

    • Author(s)
      角谷 嘉則、風岡 宗人
    • Journal Title

      政策科学

      Volume: 31 Pages: 35~55

    • DOI

      10.34382/0002000621

    • Open Access

URL: 

Published: 2024-12-25  

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