2023 Fiscal Year Research-status Report
分散型電源によるマイクログリッド構築のための社会的相互作用とビジネスモデルの研究
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20K01993
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Research Institution | Otsuma Women's University |
Principal Investigator |
桑島 由芙 大妻女子大学, 社会情報学部, 准教授 (10509251)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荒川 潔 大妻女子大学, 社会情報学部, 教授 (40453493)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 再生可能エネルギー / 太陽光発電 / SNS / 社会ネットワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
近年、地球温暖化対策や電力供給の安定化のために、再生可能エネルギーなどの分散型電源の普及と活用が重要課題となっている。本研究では、分散型電源を効率的に普及させ、災害に強い電力インフラの整備を実現するビジネスモデルとは何かを解明する。そのため、分散型電源の導入と運用管理に影響する社会的相互作用や社会経済要因を特定し、分散型電源の普及に最適なビジネスモデルの立案と効果の実証実験を行うことを予定している。 令和5年度は企業が再生可能エネルギーや太陽光発電の推進のためにどのように消費者に対してアプローチをしているのかについて調査を行った。またそれが消費者間のネットワークの中でどのような広がりがあるのか、実際にどのように利用されているのかについて調査を実施した。結果を国際会議に応募し、採択された。国際会議自体は令和6年度に行われる。会議での発表を踏まえて論文の形で発表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
令和5年度の間に国際会議で発表、論文化を目指していたが1年遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度に採択された国際会議で令和6年度に発表を行う。最終年度であることを踏まえてこれまでの研究結果を学会発表や論文の形にしていく予定である。
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Causes of Carryover |
大規模アンケート調査ではなく、SNS上のデータを自分でダウンロードしたため費用をかけずに調査可能であったため。
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