• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2022 Fiscal Year Research-status Report

自閉スペクトラム症(ASD)者の職場定着支援における効果モデルの構築と検証

Research Project

Project/Area Number 20K02273
Research InstitutionShizuoka Sangyo University

Principal Investigator

川端 奈津子  静岡産業大学, 経営学部(磐田), 准教授 (70770105)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 新藤 健太  群馬医療福祉大学, 社会福祉学部, 講師 (00752205)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywords自閉スペクトラム症(ASD) / 職場定着 / 障害者雇用 / 一般企業 / プログラム評価
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、一般企業(特例子会社を除く)で働く自閉スペクトラム症(以下、ASD)者の職場定着促進に向けて、雇用現場の参画を得ながら、プログラム評価の理論と方法論を用いて効果的な職場定着支援プログラム(以下、効果モデル)を構築することである。
本研究は、第1~第5ステージで計画されている。研究3年目にあたる令和4年度は、第2ステージで構築した効果モデル(暫定版)を、インタビュー調査に協力して頂いたASD者の職場定着で成果を上げている企業17社の障害者雇用担当者に提示して意見交換を行う「研究成果報告会」を開催した(オンライン)。そこでの検討をもとに効果モデル(暫定版)を改訂し、効果モデル(試行版)を形成した。具体的には、①プログラム理論(インパクト理論・プロセス理論のサービス利用計画および組織計画)、②17項目、144要素から構成された効果的援助要素リスト(【A領域:企業理念・方針の共有】、【B領域:サービス提供組織】、【C領域:自社に適した人材育成】、【D領域:本人への個別的支援】、【E領域:共に働く社員へのサポート】)、③プログラムが効果的なプログラムモデルの基準に準拠している程度を測定するためのフィデリティ尺度 の3点を構築した。
効果的援助要素の中で特徴的であったのは、特定の社員をキーマンとした「本人理解にもとづく個別的支援」と「共に働く社員へのサポート」であった。なお、この過程で日本自閉症スペクトラム学会第20回記念大会で中間報告を行い、査読論文2本を執筆している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

当初は、令和4年度内に広域的事業所を対象としたアンケート調査を終えている予定であったが、第2ステージの予備的プログラム評価調査(GP事例調査)の実施が大幅に遅れたため、予定期間内で終えることができなかった。
理由として、研究開始初年度(令和2年度)から新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、予想外に長期化したことにより事例調査の実施が最終的に1年ずれ込んでいることが挙げられる。そのため、補助事業期間の1年延長を申請したところ、3月に承認されている。

Strategy for Future Research Activity

最終年度となる令和5年度は、第4ステージの課題である効果モデル(試行版)の妥当性の検証のため、効果的援助要素リストおよびフィデリティ尺度の項目が、①どの程度実施されているか、②実施している項目が多いと良い成果が出ているのか、③どの項目がどの成果と強く結びついているのか、等について、広域的な事業所を対象にアンケート調査を実施予定である(所属の倫理審査委員会に申請中)。さらに、その結果を分析して効果モデル(提案版)を構築し、さらなる検討と改訂を行うとともに効果モデル(提案版)の「実施ガイドライン・マニュアル」を作成、印刷・製本して配布するものである。

Causes of Carryover

研究開始初年度(令和2年度)から新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、予想外に長期化したことにより研究計画全体が1年後ろ倒しになってしまっているため。具体的には、令和4年度内に広域的事業所を対象としたアンケート調査を終えている予定であったが、令和2~3年度に実施予定であったの予備的プログラム評価調査(GP事例調査)のインタビュー調査が大幅に遅れ、予定期間内で終えることができなかったため。
補助事業期間の延長が承認され、最終年度となる令和5年度はこの遅れを取り戻し広域的事業調査(質問紙調査)の実施および分析、効果モデル(提案版)の構築と実施マニュアル等の作成、研究報告書作成を遂行することで使用したい。

  • Research Products

    (3 results)

All 2023 2022

All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 2 results,  Open Access: 2 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 自閉スペクトラム症の社員を対象とした職場定着支援プログラムにおける効果モデル(試行版)の検討2023

    • Author(s)
      川端奈津子
    • Journal Title

      環境と経営 静岡産業大学論集

      Volume: 29(1) Pages: ー

    • Peer Reviewed / Open Access
  • [Journal Article] 自閉スペクトラム症がある人の職場定着における効果的援助要素に関する検討ー企業へのインタビュー調査の結果からー2022

    • Author(s)
      川端奈津子
    • Journal Title

      環境と経営 静岡産業大学論集

      Volume: 28(2) Pages: 111-124

    • Peer Reviewed / Open Access
  • [Presentation] 自閉スペクトラム症者の職場定着に有効な支援要素の検討ー企業へのインタビュー調査からー2022

    • Author(s)
      川端奈津子
    • Organizer
      日本自閉症スペクトラム学会 第20回記念研究大会

URL: 

Published: 2023-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi