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2020 Fiscal Year Research-status Report

8050問題への視点の転換:中高年ひきこもりの家族機能と親に対する支援策の提言

Research Project

Project/Area Number 20K02274
Research InstitutionBunkyo Gakuin University

Principal Investigator

山崎 幸子  文京学院大学, 人間学部, 准教授 (10550840)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岡村 毅  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 専門副部長 (10463845)
宇良 千秋  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (60415495)
新名 正弥  公益財団法人未来工学研究所, 研究センター, 研究員 (70312288)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
Keywords8050問題 / 中高年ひきこもり / 高齢者
Outline of Annual Research Achievements

初年度は地域高齢者に対する調査実施を計画していたが,新型コロナウィルスによる感染拡大の影響により調査は実施できなかった。しかし,調査に向けて以下の準備を整えた。
当初より予定していた調査フィールドである新潟県A市の高齢福祉課の職員との打ち合わせを実施し(2020年4月),市内の11箇所の地域包括支援センターでは,65歳以上の一人暮らし高齢者にローラー作戦で調査を企画しており,その際に中高年ひきこもりの該当者を見出せるよう共同にて訪問調査を実施する,詳細は新型コロナウィルスの感染拡大が落ち着いた時期より詰めていくこととなった。数回の打ち合わせにより調査実施の検討を行ったが,感染が収束しておらず,自治体の訪問事業そのものも停止しているため,今年度の調査は見送りとなった。継続して中高年ひきこもり者の対象者の把握や問題解決に向けた情報収集を行なっていくこととなった。
大規模調査の実施が困難であるため,事例収集に向け,静岡県B市にてひきこもり者の支援に取り組んでいるお寺を視察し,事例検討のための情報収集を行なった。市の事業により若年者のひきこもり当事者は中高年と比して把握しやすいこと,またお寺のプログラムにもつながっていることが明らかとなった。また訪問看護スタッフからは自宅にひきこもりの中高年者となった子どもがいるケースについての情報が得られたことから,中高年ひきこもり者の把握のための調査項目を検討した。
今年度は事例収集のみとなったが,彫られた中高年ひきこもりの事例について,8050問題に関する日本の課題としてまとめ,英文誌に投稿中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

新潟県の調査フィールドとはこれまでの協力関係より,調査実施のための準備は万全に整っていたが,新型コロナウィルスの感染拡大により,調査実施を見送らざるを得なかった。

Strategy for Future Research Activity

調査フィールドである新潟県A市とは新型コロナウィルスの感染状況が落ち着いた時期に再度,調査計画を練る予定である。それと並行して感染拡大が今年度中も収束しなかい場合を想定し,都内近郊の新たなフィールドの開拓や調査方法について再検討中である。大規模調査に限らず,事例収集についても協力機関を通して実施していく予定である。

Causes of Carryover

今年度は新型コロナウィルスの感染拡大により,計画していた調査が実施できず,感染が収束した次年度に調査実施を変更したため,予定していた研究費を次年度使用への変更した。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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