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2023 Fiscal Year Annual Research Report

The preventive effects of Roasted tartary buckwheat seed on obesity and diabetes

Research Project

Project/Area Number 20K02355
Research InstitutionIida Junior College

Principal Investigator

友竹 浩之  飯田短期大学, 生活科学学科, 教授 (90300136)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywordsそばの実 / ダッタンソバ / 肥満 / レジスタントプロテイン / 介入試験
Outline of Annual Research Achievements

そばに含まれる消化抵抗性タンパク質(レジスタントプロテイン)は、脂質代謝改善作用などの有用な機能性をもつことが明らかにされている。そば粉に含まれるレジスタントプロテイン含量は、そば粉あたり約2%、全タンパク質あたり10~20%だった。そばの実を焙煎することによって、レジスタントプロテイン含量が著しく増加することより、そばレジスタントプロテインは、実の状態で高温加熱することにより増加することが明らかとなった。
本年度は、焙煎そば実(普通そば、ダッタンそば)の摂取が、体重、腹囲などに与える効果を調べた。まず予備試験として、一般成人10名に毎食5g(小さじ2程度)の焙煎ダッタンそば実を14日間毎日摂取してもらった。その結果、2週間の摂取で対象者の体重が有意に減少した。本試験では、20~70代の一般成人88名を対象とした。試験期間中(約1ヵ月)毎食5g(小さじ2程度)の焙煎そばの実または焙煎ダッタンそばの実を毎食摂取してもらい、記録表にはそば実摂取状況、体重、腹囲、体調、排便状況、便のかたさ、お腹のはり、などを毎日記入してもらった。試験期間中の生活習慣や運動習慣は、試験前と変えないようにしてもらった。研究期間終了後、対照者の体重(平均1kg減少)と腹囲(平均1.8cm減少)が有意に減少した。4分の1の対象者からは「排便回数が増えた」という意見があった。また、7割の対象者は、試験期間中に体調の変化がみられなかった。

  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 可溶性カキタンニンが麺およびパンの 品質に及ぼす影響2023

    • Author(s)
      友竹浩之、郡俊之
    • Organizer
      第70回日本栄養改善学会学術総会

URL: 

Published: 2024-12-25  

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