2021 Fiscal Year Research-status Report
前期高齢者のボランティア参加と認知症発症に関するパネルデータ研究
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20K02392
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
鵜川 重和 大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 准教授 (40706751)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
若井 建志 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (50270989)
趙 文静 北海道大学, 医学研究院, 招へい教員 (50773339)
岡林 里枝 京都大学, 環境安全保健機構, 助教 (70526805)
玉腰 暁子 北海道大学, 医学研究院, 教授 (90236737)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 認知症 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年3月末までの要介護認定や死亡といった追跡情報の収集と整理を行った。 社会参加とその後の認知症との関連について文献レビューを行い、7編の論文を抽出した。 抽出した7編のうち5件は、グループ活動や団体への社会参加が認知症リスクの低下と有意に関連することを示したものであった。また、1)特定のタイプの社会参加と認知症リスクとの関連を評価した研究が4件、2)社会参加の頻度と認知症リスクとの関連を評価した研究が2件、3)社会参加の状態の変化が認知症リスクに及ぼす影響を調査した研究が1件あることを明らかにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
文献レビューに時間を要したため、曝露となる社会参加の項目選定や区分決定に時間を要した。
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Strategy for Future Research Activity |
文献レビューで明らかになった点を踏まえ、解析と論文執筆を行う予定である。
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Causes of Carryover |
論文執筆の進捗が遅れた。英文校正、論文掲載料といった今後必要な経費を確保したために次年度使用額が生じたが、次年度に全額使用予定である。
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Research Products
(12 results)