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2023 Fiscal Year Research-status Report

A Study on Organizational-Assessment of Collaboration between the School and the Community.

Research Project

Project/Area Number 20K02475
Research InstitutionNational Institute for Educational Policy Research

Principal Investigator

志々田 まなみ  国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (30435044)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 天野 かおり  下関市立大学, 経済学部, 准教授 (20551625)
熊谷 愼之輔  岡山大学, 教育学研究科, 教授 (30325047)
佐々木 保孝  天理大学, 人間学部, 教授 (30403596)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2025-03-31
Keywords地域学校協働活動 / 地域学校協働活動推進員 / 学校運営協議会制度 / 社会教育
Outline of Annual Research Achievements

新型コロナウィルス感染症拡大後、学校組織内での実態調査が難しい状況が続いている。そのため昨年度より、学校活動からではなく、学校運営協議会と地域学校協働本部の一体的な推進の要となる地域学校協働活動推進員(地域コーディネーター)の実態やその役割から、組織アセスメントの方策について検討するような形で、研究方法を変更した。
地域学校協働活動推進員については、制度開始当初の平成30年度以降まとまった調査が実施されていなかったこともあり、文部科学省総合教育政策局地域学習推進課地域学校協働推進室と連携し、教育委員会に対する悉皆調査を計画し、12月末に回収が終了している。
単純集計は終了し、配置数や配置状況等については文部科学省において公表されている。ただしそのほかにも、推進員等の属性・経歴や雇用形態や処遇(配置場所)、担っている職務の内実や、教育委員会として期待する役割や配置に向けた課題等についてもデータを収集することができている。こうした意識等を含めた質的なデータ分析については、調査作業スケジュールが遅れたこともあり、その分析はいまだ進行中である。これらデータ結果については、準備作業として実施した地域学校協働活動推進員ならびに市町村教育委員会の担当者に対する聞き取り調査の結果も加味しながら、学校と地域の連携・協働を組織に進めていく上での要件について、本年度秋までに学術論文として発表する予定で進めている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

当初7月末の予定で進めていたが、全自治体1184すべてを回収するために、予想以上の時間を要し、また、回答ミス等の修正にも時間を要した。年度末までに分析が完了する予定ではあったが終了できなかった。

Strategy for Future Research Activity

地域学校協働活動推進員の配置数や配置状況等について、すでに集計は終了しており、そのデータは文部科学省において公表されている。しかし、そのほかにも、推進員等の属性・経歴や雇用形態や処遇(配置場所)、担っている職務の内実や、教育委員会としての期待する役割や配置向けた課題等については詳細な分析には至っておらず、現在それらについてはヒアリング調査データも加味しながら分析中である。

Causes of Carryover

調査データの回収が予定より半年近く遅れ、研究分担者との研究会が実施できなかったため。
使用計画としては、作業の打ち合わせ、検討会、成果発表等の会合費や旅費に加え、分析ツール等の購入を予定している。

  • Research Products

    (3 results)

All 2024 2023

All Journal Article (1 results) Presentation (2 results) (of which Invited: 1 results)

  • [Journal Article] 学校・家庭・地域の連携・協働の推進による地域教育力の向上2024

    • Author(s)
      志々田 まなみ
    • Journal Title

      日本教材文化研究財団研究紀要

      Volume: 53 Pages: 116-122

  • [Presentation] 小中一貫教育を推進する上での学校運営協議会の機能とその課題2023

    • Author(s)
      志々田まなみ
    • Organizer
      日本学習社会学会
    • Invited
  • [Presentation] 広島県における地域学校協働活動コーディネーター養成講座の成果と課題2023

    • Author(s)
      志々田まなみ、里本佳子、宮香緒利、齋藤裕磨、大屋裕幸
    • Organizer
      日本生涯教育学会

URL: 

Published: 2024-12-25  

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