2020 Fiscal Year Research-status Report
文部科学省関係審議会議事録及び資料のデータベース構築による分析手法の高度化
Project/Area Number |
20K02501
|
Research Institution | Kyushu Kyoritsu University |
Principal Investigator |
金子 研太 九州共立大学, 経済学部, 講師 (70750826)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 審議会 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究を構成する作業課題は、議事録及び資料のアーカイビング(作業課題A)、アーカイブ資料のデータベース化(作業課題B)、データベースを用いた分析(作業課題C)の3つである。 令和2年度は作業課題Aを中心に行う計画であり、研究環境の基盤整備を行う計画であった。 また、令和元年度で終了予定であった研究課題(若手研究(B))について、補助事業期間の延長が承認されたため、二つの科学研究費補助金採択課題と連携しながら研究を遂行することとなった。 社会情勢の変容にともない、空間にとらわれずに研究を続行可能な環境の重要性が高まっている。また、オンライン会議の録画等により、蓄積される情報の量が飛躍的に高まってきた。これらのことに対応できる技術開発を意識して作業課題Aの遂行にあたった。また、その研究成果の一部を著書及び論文として公表した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
緊急事態宣言等の影響を受け、研究に対するエフォートを高めることが難しい時期が年度内に複数回生じた。 また、官公庁や業者が休業したことで、研究に必要な資料及びハードウェアの入手が遅れた。
|
Strategy for Future Research Activity |
議事録及び資料のアーカイビング(作業課題A)、アーカイブ資料のデータベース化(作業課題B)、データベースを用いた分析(作業課題C)をさらに推進する。
|
Causes of Carryover |
令和元年度終了を予定していた科学研究費補助金の研究課題について、補助事業期間の延長が承認され、今年度まで使用することが可能であり、二つの研究課題に共通する事項に関してその残額を活用した。 また、学会の中止やオンライン化等により、旅費の使用額が見込みを下回った。 当面は、当初計画の方向性を踏まえ、目標達成に向けた無駄のない予算執行を心掛けていきたい。また、社会情勢に対応しつつ研究を加速化できる機会や方法が見つかれば積極的に予算を投入したい。
|
Research Products
(2 results)