2021 Fiscal Year Research-status Report
自主防災組織における学社融合ESDプログラムの開発
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20K02510
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
降旗 信一 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (00452946)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SINGER Jane 京都外国語大学, 国際貢献学部, 教授 (00570003)
秦 範子 都留文科大学, 教養学部, 非常勤講師 (20829783)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 自主防災組織 / 学社融合ESDプログラム / 中小企業経営者 |
Outline of Annual Research Achievements |
自主防災組織における学社融合ESDプログラムは、地域における学習ネットワークにおいて組織化されるものであり、本研究では、このうちとりわけ大学と中学校との連携における学社融合ESDプログラムを展開している東京都府中市および神奈川県秦野市に着目した。コロナ渦の影響により中学校の対外的な連携活動が大幅に規制をされ、市民活動も同様に大幅な制約化におかれた。そこで、地域における学習ネットワークの新たな可能性を探るために、オンライン等のDXを活用し、中小企業経営者の協力を得ながら自主防災組織における学社融合ESDプログラムの開発を行った。具体的には、1)市民から大学生へのメッセージの紹介 2)体験学習プログラムの紹介、3)大学生による授業案の紹介 4)第4部 市民と大学生のディスカッションを実施した。開発したプログラムは、東京農工大学農学部教職課程DX教育研究会(日本DX教育学会設立準備事務局)「第1回DX教育フォーラム」において共有するとともに、ウェブサイトを通して公開した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ渦の影響により中学校の対外的な連携活動が大幅に規制をされ、市民活動も同様に大幅な制約化におかれた。そこで、地域における学習ネットワークの新たな可能性を探るために、オンライン等のDXを活用し、中小企業経営者の協力を得ながら自主防災組織における学社融合ESDプログラムの開発を行った。具体的には、1)市民から大学生へのメッセージの紹介 2)体験学習プログラムの紹介、3)大学生による授業案の紹介 4)第4部 市民と大学生のディスカッションを実施した。開発したプログラムは、東京農工大学農学部教職課程DX教育研究会(日本DX教育学会設立準備事務局)「第1回DX教育フォーラム」において共有するとともに、ウェブサイトを通して公開した。
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Strategy for Future Research Activity |
前年度の研究成果をさらに検証するために、1)防災をテーマにした地域教育資源の開発、2)学生と市民による地域橋軸資源の教材化を実施し、年度末には市民、学生が共有できるプログラムの共有を行うとともに日本環境教育学会大会における特別セッションを通じて学校との連携の方法や可能性を探りたい。
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Causes of Carryover |
調査先の事情により調査が延期になったので次年度に執行する予定である。
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