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2020 Fiscal Year Research-status Report

多文化・マイノリティ教育におけるオルタナティブな教育メソッドの可能性

Research Project

Project/Area Number 20K02608
Research InstitutionUniversity of Miyazaki

Principal Investigator

松井 真之介  宮崎大学, 多言語多文化教育研究センター, 准教授 (70533462)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
Keywordsモンテッソーリ教育 / オルタナティブ教育 / ムスリム学校 / ヒズメット運動
Outline of Annual Research Achievements

当該年度は①基礎資料の収集、②国内モンテッソーリ機関への調査訪問、③海外モンテッソーリ機関への調査訪問、の予定であったが、コロナ禍による行動諸制限のため、遂行できることがほぼ①のみであり、②においても電話によるインタビューのみと、非常に限られてしまった。
その分基礎資料以外の面で、次年度に実施予定であった実践的なメソッドに関する資料を、大阪信愛女学院図書館および国立国会図書館関西分館にてあらかじめ集められたことはこの行動制限下での研究遂行において特筆すべきことであったと言える。そして、当初はあまり想定していなかった国内のモンテッソーリ機関にも大きく注目できたことは収穫と言えよう。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

研究概要に示したとおり、当年度はコロナ禍による行動諸制限のため、遂行できることがほぼ①の「基礎資料の収集」のみであり、②「国内モンテッソーリ機関への調査訪問」においても電話によるインタビューのみと、非常に限られてしまったため。一方で、次年度に実施予定だったモンテッソーリ教育の実践資料の収集が繰り上げられたことは収穫であった。

Strategy for Future Research Activity

海外渡航制限により海外のモンテッソーリ機関への訪問予定が全く立てられない状態であるので、オンライン会議システムによる調査も検討している。ただ、現地調査でしか得られない知見がかなり多いので、オンライン会議システムによる事前インタビューの後、正式に現地を訪問する形に落ち着けるよう、現在方策および調査対象を改めて選定し直しているところである。
そして、国内のモンテッソーリ機関においても異文化教育を盛んに行っている機関に注目して、そこを研究対象にして調査を行うことが、海外渡航制限後に実施する海外調査を大きく牽引することになるのではないかと予測しているので、国内のモンテッソーリ機関も詳細に調査することを検討している。

Causes of Carryover

当該年度に2回想定していた海外調査が、海外渡航制限により不可能になったため、その分が次年度に繰り越された。

  • Research Products

    (2 results)

All 2020

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] ヒズメット運動による学校建設の役割と現状:ヨーロッパ諸国を例に2020

    • Author(s)
      松井真之介
    • Organizer
      日本国際文化学会 2020年全国大会
  • [Presentation] 土台が違えば常識も違う ――身近な「政教分離」から考える日仏比較2020

    • Author(s)
      松井真之介
    • Organizer
      第81回 宮崎大学イブニングセミナー

URL: 

Published: 2021-12-27  

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