2020 Fiscal Year Research-status Report
発達リスク予防・低減のための保育者研修及び幼児対象心理教育の開発
Project/Area Number |
20K02649
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
砂上 史子 千葉大学, 教育学部, 教授 (60333704)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福丸 由佳 白梅学園大学, 子ども学部, 教授 (10334567)
野坂 祐子 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (20379324)
實川 慎子 植草学園大学, 発達教育学部, 准教授 (80619776)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 発達リスク / トラウマ・インフォームド・ケア / 保育者研修 / 心理教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、発達リスクの予防・低減のため「トラウマ・インフォームド・ケア(TIC)」等の心理教育に根差した保育実践の構想とその有効性の検証を目指し、保育者研修プログラムの開発・検証、幼児を対象にした情動知能向上のための心理教育の実施・検証を目的としている。 令和2年度は「『トラウマ』の影響が懸念される子どもに関わる対応・組織のあり方」に関するアンケート調査の質問項目の作成を行った。 また、質問項目の作成及び研究課題に関する議論を深めるため、研究会(Zoomにて開催)を計5回(6、8、9、10、11月)実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
令和2年度は、新型コロナウイルス感染症により、大学の入構制限や保育・幼児教育現場の休園措置等により、研究計画の変更を余儀なくされた。そのため、研究計画の修正等が必要となったため。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度に作成した質問項目によるアンケート調査はほぼ実施の目途が立ち、保育者研修に関してはZoom等を用いた遠隔での実施が検討可能であることから、研究計画の遅れを取り戻すことが可能となる見通しである。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症により、研究計画に変更が生じたため。具体的には参集しての研究会の開催や学会参加・発表、保育所・幼稚園・認定こども園等に赴いての調査(調査準備含む)等が実施不可能となったため。
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Research Products
(5 results)