2022 Fiscal Year Research-status Report
幼児期における生活習慣確立を目指す地域協働型の親子健康教育システム構築と効果検証
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20K02691
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Research Institution | Sanyo Gakuen Junior College |
Principal Investigator |
野々上 敬子 山陽学園短期大学, その他部局等, 教授 (20853922)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
笹山 健作 三重大学, 教育学部, 准教授 (20780729)
多田 賢代 中国学園大学, 公私立大学の部局等, 教授(移行) (30341134)
岡崎 恵子 中国学園大学, 公私立大学の部局等, 准教授(移行) (40788238)
田村 裕子 山陽学園大学, 看護学部, 教授 (80583252)
岩崎 由香里 山陽学園短期大学, その他部局等, 教授 (50751963) [Withdrawn]
松井 佳津子 山陽学園短期大学, その他部局等, 講師 (10809263) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 健康教育 / 生活習慣 / 幼児期 / 地域協働 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年8月11月:生活習慣アンケートを3保育園と1幼稚園の保護者対象に実施した。有効回答223名であった。2022年8月9月、2023年1月:保護者対象に測定(体格,貧血度,骨量,動脈硬化度、ベジチェック(野菜摂取量))を実施した(120名)。 2023年1月:園児対象にライフコーダーで活動量測定を実施した(305名)。2023年1月:地域の健康増進を目的としたボランティア組織(すこやかな子どもを育てる会)との協働により、健康教育・食育に関する指導用DVDを作成し地域の保育園に配布し活用してもらった。 2022年9月:日本幼少児健康教育学会において、演題名「幼児と保護者のライフスタイルに関する調査Ⅰ」を発表し、幼児と保護者の生活習慣(食習慣、睡眠習慣、運動習慣)を把握し関連性を明らかにした。2023年2月:日本幼少児健康教育学会において、演題名「幼児と保護者のライフスタイルに関する調査Ⅱ」では、2021年と2022年との比較をした。「幼児と保護者のライフスタイルに関する調査Ⅲ」では、幼稚園と保育所の幼児と保護者の生活習慣(食習慣,睡眠習慣,運動習慣等)や子育ての方針を把握し、違いや課題を明らかにした。また、「保育園児の母親における食生活と食事摂取状況」も発表した。 2023年3月:調査・研究に協力いただいた保育園及びすこやかな子どもを育てる会関係者に2022年度の報告会を実施した。 2022年11月:山陽学園大学・山陽学園短期大学の研究倫理審査委員会に申請し承認を得た。(対象園ならびに分析方法の追加)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
1年目、2年目ともに新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため、保護者に対する各種測定や対面による健康教育、食育の実施ができなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
6月:保育園において、健康教育として、地域の健康増進を目的としたボランティア組織(すこやかな子どもを育てる会)との協働により、エプロンシアターを実施する。7月:食事調査のBDHQを実施する。8月:保護者対象に測定(体格,貧血度,骨量,動脈硬化度、ベジチェック(野菜摂取量))を実施する。同時に保護者にSATシステムを用い、健康教育・食育を実施する。その後、生活習慣アンケートを実施する。12月:園児対象にライフコーダーで活動量測定を実施する。 9月:日本幼少児健康教育学会において発表する。11月:日本学校保健学会において発表する。2月:日本幼少児健康教育学会において発表する。 まとめとして、地域の健康増進を目的としたボランティア組織(すこやかな子どもを育てる会)との協働により、対面による健康教育・食育を実施し、その効果について、アンケートや測定結果により比較検討する予定。
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Causes of Carryover |
コロナ禍で、県外出張ができなかったため。
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Research Products
(4 results)