2023 Fiscal Year Research-status Report
日本語支援が必要な児童に対する指導体制と教職員の協働の在り方に関する学際的研究
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20K02767
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Research Institution | Fukuoka University of Education |
Principal Investigator |
河内 祥子 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (70452703)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩崎 千恵 長崎短期大学, その他部局等, 准教授(移行) (80807686) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 日本語教育 / 校内指導体制 / 教職員の協働 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、2020年度に日本語教育学、言語政策学、比較社会文化学、教育法制度学、教育行政学等の分野の日本語教育及び公用語政策に関連する先行研究及び関係資料を収集し整理、分析を進めていた。また、それと平行して小学校における日本語教育の指導体制と教職員の協働の現状に関するインタビュー調査の調査項目を日本語教育学、言語政策学、比較社会文化学、教育制度学、教育行政学、教育経営学の見地から検討していた。 今年度4月から研究を再開するにあたり、情報の更新を行いつつ、インタビュー調査の調査項目を再度検討し直した。 日本語の指導が必要な児童数の占める割合の高い地域と、指導が必要な児童が散在する地域の双方でインタビュー調査を実施する予定で進めてきたが、今年度は日本語の指導が必要な児童数の占める割合の高い地域の調査を行うこととし、調査先に協力の依頼を行った。了解が得られた近畿地方A市及び中部地方B市の2自治体に赴き調査を実施した。今年度はA市B市ともに教育委員会担当者に対してインタビュー調査を行った。A市B市ともに市立小学校の担当教職員(管理職、学級担任、日本語指導担当教員、支援員等)へのインタビュー調査も行う予定であったが、今年度は調査時間を確保することが困難であったため、来年度、教育委員会担当者を通じて調査依頼を行い、教職員の協働について調査を進めていく予定である。 また、指導が必要な児童が散在する地域での調査に向けて研究協力者と依頼先を検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
4月に育休から復帰し、育児と本務校の業務に追われ、調査やその分析を行う時間を十分に確保することが困難な状況にある。
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Strategy for Future Research Activity |
小学校における日本語教育の指導体制と教職員の協働の現状が把握できるようインタビュー調査を進める必要がある。児童の日本語教育の状況を把握するために、現地に赴いて調査することを計画しているが、2020年度に、新型コロナウィルス蔓延の影響を受け、調査先の要望に合わせて、Webでインタビュー調査を行うことができる環境を整備したため、調査を補完するためにWebでのインタビュー調査を実施することも検討している。
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Causes of Carryover |
4月に育児休業から復帰し、育児と本務校の業務に加え、インタビュー調査等を行うことが困難であり、調査の一部を次年度以降に変更したため。次年度以降、実施時期を変更したインタビュー調査を実施する予定である。
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