2021 Fiscal Year Research-status Report
「教室内英語力評価尺度」を使用した小学校外国語授業改善と教師の専門的成長
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20K02836
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
中田 賀之 同志社大学, グローバル・コミュニケーション学部, 教授 (40280101)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 裕三 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (80304559)
池野 修 愛媛大学, 教育学部, 教授 (70294775)
長沼 君主 東海大学, 国際教育センター, 教授 (20365836)
狩野 晶子 上智大学短期大学部, 英語科, 教授 (80511526)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 教室内英語力 / 尺度 / 小学校英語 / 専門的知識の開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,「教室内英語力評価尺度の活用を通した小学校外国語授業改善および 英語担当者としての成長を目指す共同研究である。科研で取り組んできた中等教育 における教室内英語力評価尺度の開発の知見に基づき, 小学校の英語授業改善・英語教員の専門的技能の向上及びそのための意識高揚に資する教室内 英語力評価尺度 の開発を目的とする。一連の事例研究の中で,その手法の有効性を高め,「教室内 英語改善 事例」として公表する。 小・中・高を横断した教 室内英語という大局的な視点や枠組みを基盤とし, 中等英語教育の改善を目的に蓄積してきた「教師用 ・学習者用の教室内英語力評価 尺度の開発及びその活用 事例」等の成果を体系的に整理しつつ, 小学校英語授業の改善及び英語教師の成長に資する教室内英語評価尺度の開発という喫緊の課題に取り組み, 教育的及び 学術的(教科教育学)に重要な課題でもある「いかに非英語母語話者である教師の教室内英語力を向上させ, 小学校英語授業の改善をするか」という問いに挑戦する。
当該年度は, 担任教員, 専科教員, 指導教員として小学校英語に携わっている現場の先生方と連絡を密にとり会合を重ね, 小学校高学年を対象とした, 小学校教室内英語力総合的(Holistic)診断尺度の作成、及び小学校教室内教師英語力CanーDo尺度開発に取り組み, 小学校英語教育学会にてそれぞれその成果を発表した。前者について, 小学校教員による尺度使用のデータを収集・分析している途中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2種類の尺度作成、成果発表、データ収集・分析などについて、会議を重ね、順調に推移していると言える。
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Strategy for Future Research Activity |
2つの尺度の試験的使用を重ね、その成果を学会等で発表しつつ、活用方法も含めた尺度の完成に近づける予定である。
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Causes of Carryover |
コロナに起因する理由で予定通りには進まない面もあったが, 次年度は研究分担者と連絡を密にして, 遅れている作業を加速させることとして, 未使用額はその経費に充てることとしたい。
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Research Products
(2 results)