2020 Fiscal Year Research-status Report
Effective Academic Advising for Student Success and Aiming at University's Mission
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20K02950
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Research Institution | Soka University |
Principal Investigator |
山崎 めぐみ 創価大学, 教職研究科, 准教授 (80596239)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 多部署間協力 / 大学間協力 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の2つの目的は、1.ディプロマポリシーで示した能力を培うために働きかけるアカデミック・アドバイジングの有効性を考察すること、2.学生自身が大学での経験に意味を見出すアカデミック・アドバイジングの働きかけを考察することにある。 目的1に対して、2020年度では研究対象大学(現在2大学)のディプロマポリシーおよびカリキュラムポリシーを収集し、カテゴリー抽出および分析を開始した。これらのカテゴリーをは、2021年度に実施される学生の自己評価分析にも使用される。授業カリキュラムを分析するために、必修科目のシラバスや、存在する正課外活動の学習成果が示された資料を収集した。 目標2を達成する初期段階として、全米アカデミック・アドバイジング協会(NACADA)が作成したアンケートを基に、処方箋型・学生発達型アドバイジングの観点から、学生が求める/実践されているアカデミック・アドバイジングのアンケートを作成した。また、学生に個人・グループインタビューを実施するため、質問を作成した。研究対象大学と、どのように学生にアンケートおよびインタビュー(個人・グループ)への参加募集をかけるかの打ち合わせも行った。 2次資料として分析予定である、初年次セミナー、2年次、3または4年次で行った自己評価シートデータの分析前整理を行った。これは、データが多いため、2021年度も継続予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究協力大学との連携が進んでおり、研究結果の共有方法も確定した。データ収集に必要なアンケート、インタビューの質問項目が決定し、参加者募集の検討に入った。さらに、2次資料分析に必要な情報の整理に入った。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度は、アンケート、インタビューを実施する。そのために、参加学生の募集をそれぞれの研究対象大学で学期末に開始する。夏、春(2022年)にデータの分析を行う。
データ入力のため、アルバイトを募集する予定である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍で、予定していた協力大学および研究協力要請のための訪問ができなかったおことが大きかった。また、授業がオンラインになってしまい、データ入力をお願いしたかったアルバイトを雇用することができなかった。 2021年度は、データ入力のアルバイトを複数人数雇用する予定である。また、2021年の国際学会でオンライン発表予定のため、一部使用する。
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Research Products
(1 results)