2023 Fiscal Year Annual Research Report
Study on construction of regional cooperation science and development of its educational program
Project/Area Number |
20K02977
|
Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
加藤 基樹 早稲田大学, グローバルエデュケーションセンター, 准教授 (60507888)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河井 亨 立命館大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (20706626)
早田 宰 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (80264597)
植杉 大 摂南大学, 経済学部, 教授 (90366972)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 地域連携 / 地域貢献 / コレクティブインパクト / 地方創生 / ディプロマポリシー |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、地域連携に関する学問的枠組みを確立し、これを基に大学の教育プログラムを開発することを主たる目的としていたが、本研究と教育活動の往還、すなわち、プログラム開発の成果を本学の「地域連携学」や「地域連携演習」の授業にもちこみ、さらにそれらを本研究にフィードバックすることによって、プログラムの改善と教育内容の質的な向上を達成することができた。 期間中、年1,2回実施された研究会は、本研究のメンバーのほか、それまで学内プロジェクトとして実施していた研究会と共催とすることで、本研究のメンバー以外の複数の教職員も参加することでより豊かな議論をすることができた。また、地域連携に関係するいくつかの分野については、研究会において、ゲストによる講演を実施し、知見を広めるだけでなく、それらのゲストにも、地域連携という点から専門分野を整理することで、多くの学びがあった。 課外活動に関する研究については、コロナ禍により現地フィールドワークができなかった時期があったため、多少遅れるところがあったが、最終年度の2023年度に複数のフィールドワークに同行して、これを観察することで、地域連携のワークショップのあり方、方法論についても検討した。 2023年10月には公開シンポジウムを実施し、30名以上の参加者があった。また、2024年2月の最終研究会では、地域連携学の更なる精緻化と、地域連携・地域貢献の実践の場として、ワークショップやスタディツアーに関するプログラムの研究、開発に取り組むべきとの合意がなされ、科研費を含めた外部研究費の獲得に向けた活動を始めることとなった。
|
Research Products
(1 results)