2022 Fiscal Year Annual Research Report
遠隔リハビリテーションにおける情動ストレス下での動的顔色と表情の合成的解析
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20K03147
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| Research Institution | Kagawa University |
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Principal Investigator |
山田 貴志 香川大学, 教育学部, 教授 (10321506)
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2020-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | ヒューマンインタフェース / コミュニケーション / リハビリテーション / 顔色 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、遠隔リハビリテーションにおける情動ストレス下での動的顔色と表情を合成的に解析できるシステムの開発目標を達成するために、これまでに開発してきた（Ⅰ）バーチャル顔画像を用いた動的顔色と表情の合成的解析システム及び新たに開発した（Ⅱ）乳幼児の心を探る握力計測システムと（Ⅲ）ダンベル・握力計付グリップを有する上肢外骨型ロボットシステムを研究開発・展開するとともに、これらのシステムを有機的に結合した実験システムのプロトタイプを構築している。実験システムは、上肢外骨格型ロボットシステムの使用者の上肢筋力に定量的な運動負荷を提示するだけでなく、使用者の上肢筋力への負担を軽減したり、意図した運動を補助したりするパワーアシストの機能を有している。また、物を握ったり、持ち上げたりする状況を作り出したときの使用者のノンバーバル情報と生体情報の計測に基づいて、生理指標と情動、情動と顔色、動的顔色と表情の関連性をシステム論的にモデル化したバーチャル顔画像の情感表示が可能なシステムである。本研究では、実験システムの開発・解析・評価を通して、ロボットを介した遠隔操作による在宅リハビリテーション支援システムや自分の分身アバタを介したコミュニケーションシステムなどの対人サービス分野への応用を目指した対人親和性の高いヒューマンインタフェース設計を検討している。これにより、知覚・認知による官能検査及び操作力による行動解析の観点から実験システムの有用性を評価できる可能性を実機で得ている。
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Research Products
(3 results)
